商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2014/04/12 |
JAN | 9784041107287 |
- 書籍
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醒めながら見る夢
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醒めながら見る夢
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商品レビュー
2.9
7件のお客様レビュー
『生と死』がテーマである。 題名どおり人間の一生は醒めながら見る夢である。 個人的には亜紀の話し方(バカボンのパパ風)がしっくりこなく残念だった。それも個性とらえれば良いのか。 全員、京都弁の方が耽美的な作品に仕上がるのだ。
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- ネタバレ
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テーマは「生と死」だろうか。それも、狂気染みた、ね。 登場人物全員が狂気に溢れかえっている。 分からなくもない、と思う部分もあったが、やはりそれも行きすぎたものだった。 「死者には心がないので、無表情に見える。死後の世界はこの現世世界と重なっている。死者と人間は同じ場所に存在する。」 優児の話で僧が言った言葉。この言葉が何よりのこの本をあらわす言葉なのではないかと、読了してから感じた。 この、優児の話が始まった時に物語はどんどん進んでいく。今までのも確かに、狂ってた。でも、優児が狂い過ぎてて、なんだか可哀想になってきて。この話が、起承転結で言う転に当たるのではないだろうか。 やっぱり辻さんの書く言葉は胸を打つし、その言葉の裏には愛がある。今回の話は、その愛が少しひん曲がっていたけれどとても考えさせられた話だった。
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短編が連なったような形式で、時系列がばらばらのようで繋がっているというのは進み方として面白かった。 わざとなのだろうけど、ある登場人物の口調が変わっていて、雰囲気にまとまりの無さを感じた。 長さのわりに登場人物が多めで、ああなるほどこういう人ね、とやっと理解できたところで急にい...
短編が連なったような形式で、時系列がばらばらのようで繋がっているというのは進み方として面白かった。 わざとなのだろうけど、ある登場人物の口調が変わっていて、雰囲気にまとまりの無さを感じた。 長さのわりに登場人物が多めで、ああなるほどこういう人ね、とやっと理解できたところで急にいなくなるから、肩すかしをくらったような感覚があった。 『冷静と情熱のあいだ』が好きだっただけにすこし残念な印象を受けた。
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