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ここは退屈迎えに来て 幻冬舎文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2014/04/10 |
JAN | 9784344421882 |
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ここは退屈迎えに来て
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ここは退屈迎えに来て
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商品レビュー
3.8
159件のお客様レビュー
'24年10月12日、読了。山内マリコさんの作品、初体験でした。 うーんと…とても、魅力的な短編集でした。 なんだか、わかったような、わからなかったような…でも、僕にとって、トータルでは、魅力的な本、でした。 まるで、ちょっと曇ったダイヤモンドを集めたような…そんな...
'24年10月12日、読了。山内マリコさんの作品、初体験でした。 うーんと…とても、魅力的な短編集でした。 なんだか、わかったような、わからなかったような…でも、僕にとって、トータルでは、魅力的な本、でした。 まるで、ちょっと曇ったダイヤモンドを集めたような…そんな本。 愛おしくもあり、切なくもあり…鬱陶しい感じもあり、の、女の子達の物語…。 題名が、本書の内容を良く表しているなぁ、と、感じました。バルト「彼自身によるロラン・バルト」の中の、「倦怠は、私のヒステリーなのかもしれない」という一文を、思い出しました。ホント、そういう8編の物語です。
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皆理想と現実のギャップに苦しみながらもなんとか 自分なりに折り合いをつけて生きているのかもしれない。
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都会に住む田舎出身者、都会に憧れる田舎者の感情がリアルに描かれていて、個人的に共感出来るポイントがかなりありました。特に、「都会の喧騒にごたまぜになれば、それなりに格好がついて見えた。」という一文には、自分と重なる部分がありました。パッとしない“自分”という存在を認めつつも、素直...
都会に住む田舎出身者、都会に憧れる田舎者の感情がリアルに描かれていて、個人的に共感出来るポイントがかなりありました。特に、「都会の喧騒にごたまぜになれば、それなりに格好がついて見えた。」という一文には、自分と重なる部分がありました。パッとしない“自分”という存在を認めつつも、素直に認めきれない自分が確かにいて、そういうの全てひっくるめて、日々の満員電車や早歩きで行交う人々の中で、自分のちっぽけさ、惨めさが掻き消されていく感覚、それを思い出しました。
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