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ここは退屈迎えに来て 幻冬舎文庫
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ここは退屈迎えに来て 幻冬舎文庫

山内マリコ(著者)

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ここは退屈迎えに来て 幻冬舎文庫

649

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2014/04/10
JAN 9784344421882

ここは退屈迎えに来て

¥649

商品レビュー

3.8

159件のお客様レビュー

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2024/10/12

'24年10月12日、読了。山内マリコさんの作品、初体験でした。 うーんと…とても、魅力的な短編集でした。 なんだか、わかったような、わからなかったような…でも、僕にとって、トータルでは、魅力的な本、でした。 まるで、ちょっと曇ったダイヤモンドを集めたような…そんな...

'24年10月12日、読了。山内マリコさんの作品、初体験でした。 うーんと…とても、魅力的な短編集でした。 なんだか、わかったような、わからなかったような…でも、僕にとって、トータルでは、魅力的な本、でした。 まるで、ちょっと曇ったダイヤモンドを集めたような…そんな本。 愛おしくもあり、切なくもあり…鬱陶しい感じもあり、の、女の子達の物語…。 題名が、本書の内容を良く表しているなぁ、と、感じました。バルト「彼自身によるロラン・バルト」の中の、「倦怠は、私のヒステリーなのかもしれない」という一文を、思い出しました。ホント、そういう8編の物語です。

Posted by ブクログ

2024/09/30

皆理想と現実のギャップに苦しみながらもなんとか 自分なりに折り合いをつけて生きているのかもしれない。

Posted by ブクログ

2024/09/16

都会に住む田舎出身者、都会に憧れる田舎者の感情がリアルに描かれていて、個人的に共感出来るポイントがかなりありました。特に、「都会の喧騒にごたまぜになれば、それなりに格好がついて見えた。」という一文には、自分と重なる部分がありました。パッとしない“自分”という存在を認めつつも、素直...

都会に住む田舎出身者、都会に憧れる田舎者の感情がリアルに描かれていて、個人的に共感出来るポイントがかなりありました。特に、「都会の喧騒にごたまぜになれば、それなりに格好がついて見えた。」という一文には、自分と重なる部分がありました。パッとしない“自分”という存在を認めつつも、素直に認めきれない自分が確かにいて、そういうの全てひっくるめて、日々の満員電車や早歩きで行交う人々の中で、自分のちっぽけさ、惨めさが掻き消されていく感覚、それを思い出しました。

Posted by ブクログ

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