商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2014/04/07 |
JAN | 9784309463957 |
- 書籍
- 文庫
スウ姉さん
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スウ姉さん
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商品レビュー
2.2
7件のお客様レビュー
昭和7年の本。約100年前にもかかわらずとても読みやすく、おもしろくて一気に読了。 人生経験豊富な伯母さんの知恵やウィットに富んだアドバイスが好きでした。愚痴や不平不満を言われたときの対処法が参考になりました。 女性のキャリアや生き方については現代にも通じる話題ですが、「最終...
昭和7年の本。約100年前にもかかわらずとても読みやすく、おもしろくて一気に読了。 人生経験豊富な伯母さんの知恵やウィットに富んだアドバイスが好きでした。愚痴や不平不満を言われたときの対処法が参考になりました。 女性のキャリアや生き方については現代にも通じる話題ですが、「最終的には自分の心が決める」ものだなと。 スマホがない時代ならではの手紙文化が素敵でした。美しい言葉遣いや心理描写の表現が多彩で読書の醍醐味だなと感じました。
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『村岡花子と赤毛のアンの世界』で、村岡花子の紹介文を読んで読みたくなった本。 「不思議にも、あなたは彼女(=スウ姉さん)を知ることによってあなた御自身の不満と憤りのはけ口をお見出しになり、同時にそういう不愉快な感情から救われて、非常に生き甲斐のある潑溂たる気分をお取り戻しになる...
『村岡花子と赤毛のアンの世界』で、村岡花子の紹介文を読んで読みたくなった本。 「不思議にも、あなたは彼女(=スウ姉さん)を知ることによってあなた御自身の不満と憤りのはけ口をお見出しになり、同時にそういう不愉快な感情から救われて、非常に生き甲斐のある潑溂たる気分をお取り戻しになるでしょう。「スウ姉さん」はあなたの幸福のマスコットです」 それに対する、川端有子の解説もなかなか考えさせられる。女性読者として、この結末に、救われるのか、複雑な気分になるのか。 どちらにせよ、私はスウ姉さんも好きだけど、プレストン小母さんが大好きだ。 プレストン小母さんのような存在を大切にしつつ、私もまた毎日頑張ろう。
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- ネタバレ
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ものすごくイライラするけどすっきりする結末を期待して読んだのに・・・!!赤毛のアンが好きで少女パレアナの作者とのことで期待したけど女性搾取のお話でした。必要とされること=幸せ、に変換して夢を諦めさせ(それも長年の介護や家事生活のせいで才能がすっかり枯れてしまったというおまけつき)さらなる奴隷のような人生へ自ら歩ませようとするなんてどんだけ鬼畜なんだ。怖かった。
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