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憎むのでもなく、許すのでもなく ユダヤ人一斉検挙の夜
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憎むのでもなく、許すのでもなく ユダヤ人一斉検挙の夜

ボリスシリュルニク【著】, 林昌宏【訳】

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憎むのでもなく、許すのでもなく ユダヤ人一斉検挙の夜

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 吉田書店
発売年月日 2014/03/01
JAN 9784905497196

憎むのでもなく、許すのでもなく

¥2,530

商品レビュー

4.4

9件のお客様レビュー

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2024/05/26

西荻窪の「音羽館」さんで知らなかったけど気になって買った本。戦争は終わったら終わりではない。むしろ終わってからが戦いなのかもしれない。 死は、自分にとってそれほど重要ではなかった。私は人生を知るための時間として、十歳まで生きたいと適当に思いつき、神様にお祈りをしていたまでだ。とて...

西荻窪の「音羽館」さんで知らなかったけど気になって買った本。戦争は終わったら終わりではない。むしろ終わってからが戦いなのかもしれない。 死は、自分にとってそれほど重要ではなかった。私は人生を知るための時間として、十歳まで生きたいと適当に思いつき、神様にお祈りをしていたまでだ。とてもショッキングでした。子どもにこんなことを思わせてしまう。なんていうか、言葉になりませんでした。

Posted by ブクログ

2022/06/10

1944年 フランスでナチスドイツによるユダヤ人の 一斉検挙が行われた。 その時6歳だった著者は 連行されるが  なんと 脱走できて 生き延びた。 戦後 孤児院などを経て 精神科医になった。 その間 事実を語る事が どれほど大変だったか。 精神科医だからこそ 自分の心を冷静に見...

1944年 フランスでナチスドイツによるユダヤ人の 一斉検挙が行われた。 その時6歳だった著者は 連行されるが  なんと 脱走できて 生き延びた。 戦後 孤児院などを経て 精神科医になった。 その間 事実を語る事が どれほど大変だったか。 精神科医だからこそ 自分の心を冷静に見つめこの本を書き上げた。 最後に「憎むのは、過去の囚人であり続けることだ。憎しみから抜け出すためには、許すよりも理解するほうがよいではないか。」という 言葉で終わっている。 当時多くのユダヤ人が ユダヤ人というだけで、殺された。 殺したドイツ人は憎いが そのドイツ人は命令に逆らえず その行為をした。 しかし、多くの人は 罪を憎んで人を憎まずという 事は 難しいでしょう。 さらに トラウマに囚われて 一生が だめになってしまうこともある。 戦争とは 本当に 恐ろしいものです。

Posted by ブクログ

2020/09/29

非常に複雑。人間が複雑なのだからしょうがない。それにしても自分もその一員であるところの人間というやつ、一筋縄ではいかない。憎むも憎まないもないのだ。人をそのままて信頼することが愛だとシモーヌ・ヴェイユが言った。作者は愛をもって人を見ている人なのだ。

Posted by ブクログ

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