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THIS IS THE LIFE
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THIS IS THE LIFE
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
優秀だったのに不器用で上手く生きられなかったように感じてた兄のあの世への旅立ちに寄り添った弟である「おれ」が語る、その日までのできごとと、回想。 著者の他の作品のような、ドキドキな展開とは全く異なり、おとなのための、身内の見送り方の実際、という内容でした。 オーストラリアのワイル...
優秀だったのに不器用で上手く生きられなかったように感じてた兄のあの世への旅立ちに寄り添った弟である「おれ」が語る、その日までのできごとと、回想。 著者の他の作品のような、ドキドキな展開とは全く異なり、おとなのための、身内の見送り方の実際、という内容でした。 オーストラリアのワイルドな住宅事情も垣間見え、そこは興味深かったです。
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どうにも気持ちの悪い、胸糞悪いという表現がぴったりな?、描写が続き、読めば読むほど鬱々とした気持ちになるのに、何故かやめられなかった。最初は不潔で気持ち悪い人としか感じられなかった兄ルイスが、次第に、こだわりが強くて如才なく生きることが難しい不器用な愛すべき人に思えてくる。兄に対...
どうにも気持ちの悪い、胸糞悪いという表現がぴったりな?、描写が続き、読めば読むほど鬱々とした気持ちになるのに、何故かやめられなかった。最初は不潔で気持ち悪い人としか感じられなかった兄ルイスが、次第に、こだわりが強くて如才なく生きることが難しい不器用な愛すべき人に思えてくる。兄に対する複雑な思いも、決して薄まらない妬みの気持ちも、死と共にある。取り繕われていないそのままの姿。まさにタイトル通り。死者に対しても人生の愚痴を言う昔の恋人。 人が人を見送るということが、描かれている。20170517
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脳の四分の一を失った兄とそれを見守る弟の話。実話を基にしていて小説というより日記みたいだった。兄の苦しみにスポットを当てるのではなく、日常の些細な出来事を中心に描かれている点が、アレックスシアラーらしい生死の捉え方だと思った。
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