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“福島原発"ある技術者の証言 原発と40年間共生してきた技術者が見た福島の真実
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2014/03/20 |
JAN | 9784334977726 |
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“福島原発"ある技術者の証言
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GE社員として東電福島第一原発の工事・開設・運転にたずさわり、のちにいわゆる「協力会社」の社長として原発のメンテナンス作業に従事しつづけた著者による貴重な証言。書かれた事故の内容を見ていくと、しろうとの私にもよくわかる?いかに原発が複雑な機械であり、だからこそある意味では職人的...
GE社員として東電福島第一原発の工事・開設・運転にたずさわり、のちにいわゆる「協力会社」の社長として原発のメンテナンス作業に従事しつづけた著者による貴重な証言。書かれた事故の内容を見ていくと、しろうとの私にもよくわかる?いかに原発が複雑な機械であり、だからこそある意味では職人的な感覚や経験値が求められるデリケートな装置であるか、ということが。 年を経て故障しない機械はなく、劣化しない設備もない。原発の〈安全〉が、慎重かつ繊細な保守点検抜きには語れないなら、〈絶対に安全だ〉ということは、そもそもありえない。 本書の最後に書かれた、汚染土壌を用いた「人工島」構想についてはちょっと首をかしげたが(海洋汚染にならないのか?)、東電幹部の人となりにかんする部分、米日の核技術者の仕事に対する姿勢の違いにかんする部分は興味深く読めた。富岡町にあったという「GE村」にかんする回想は貴重。また、「特定秘密保護法」が原発の事故隠しに使われたらたまらない、という著者の危惧は、あらためて共有しておくべきと感じた。
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