商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2014/03/20 |
JAN | 9784087451740 |
- 書籍
- 文庫
更紗夫人
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更紗夫人
¥528
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
更紗染めの未亡人のお話でした 恋愛というか自然な流れか男との話を織り込みつつ でも話が短いのでその中でまとまっていた感じでした
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1962年の作品。古い感じなく読むことが出来ました。想定していた結末とは違ってなかなか面白かった。「色止め」をどの様に解決したのか?と最後の解説にあったが、まさにその通り。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
有吉佐和子の初期の作品。 37歳の郷原紀代は、未亡人の手すさびに更紗を染めていたが、舅のお膳立てにより作家としてデビューすることに。その美貌と、なまじ財力のある舅を後ろ盾にしたことで、採算度外視の金持ちの道楽だと指摘され、仕事としての更紗染と向き合う覚悟に目覚めていく。 おっとりとして、自立の必要性を感じながらも舅の庇護に甘え、自分への好意を隠さない実業家には興味を引かれず、初めて自分にはっきりと物を言う年下の男性に新鮮な想いを抱き惹かれていく‥。 育ちが良く、苦難を知らずに生きてきた典型のような紀代。 彼女が作家として確固たる方向性を見出すまでの成長記ともいうべき物語だ。 悪役がいないのがやや物足りなくもない。
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