1,800円以上の注文で送料無料

徹底解明 タックスヘイブン グローバル経済の見えざる中心のメカニズムと実態
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

徹底解明 タックスヘイブン グローバル経済の見えざる中心のメカニズムと実態

ロナンパラン, リチャードマーフィー, クリスチアンシャヴァニュー【著】, 青柳伸子【訳】, 林尚毅【解説】

追加する に追加する

徹底解明 タックスヘイブン グローバル経済の見えざる中心のメカニズムと実態

3,080

獲得ポイント28P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 作品社
発売年月日 2013/08/23
JAN 9784861824166

徹底解明 タックスヘイブン

¥3,080

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/10/16

巧妙に規制をかいくぐり、世界経済において重要な役割を果たしている「タックスヘイブン」。謎に包まれた、その実体を明らかにする書籍。 典型的なタックスヘイブンは、非居住者の企業や預金者に、ゼロかゼロに近い税率を提供する。その方法は、次の3つ。 ①“低税率”あるいは“無税”: 居住...

巧妙に規制をかいくぐり、世界経済において重要な役割を果たしている「タックスヘイブン」。謎に包まれた、その実体を明らかにする書籍。 典型的なタックスヘイブンは、非居住者の企業や預金者に、ゼロかゼロに近い税率を提供する。その方法は、次の3つ。 ①“低税率”あるいは“無税”: 居住納税者と非居住納税者を区別している。非居住納税者に対する税率は極めて低いか、名目上ゼロである。 ②秘密保持条項: 銀行秘密法に代表されるような、厳格な守秘義務の制度を保持している。 ③ゆるくて柔軟な法人設立: 事業体を法人化することが簡便で、法人化する際の匿名性も保証されている。 優遇税制とタックスヘイブンの線引きがはっきりしないなど、タックスヘイブンの定義は難しく、万人に受け入れられるものはない。著者たちは、次のように定義している。 「租税または規制の回避を目的に、自国領土の居住者でない人間が着手する取引を簡便化するためにわざと法律を作り、その取引の受益者を曖昧にするため、法的後ろ盾のある秘密保持のベールを提供することでこれを助長する法域」 推計によれば、個人投資家がオフショア(あらゆる種類の規制を回避する目的で、取引が実際に行われる場所と法的所在地を切り離す合法的場所)に保有する資産総額は11~12兆ドル。これによる年間の税金の損失は約2550億ドルに上る。 タックスヘイブンは脱税や租税回避の他にも、「マネーロンダリング」や「賄賂・横領」に深く関与している。近年、これらの金融スキャンダルに世界の一流銀行の多くが関与していることが明らかになっている。

Posted by ブクログ

2013/12/06

機能と役割、起源と発展、国際政治、規制と攻防。規制の努力にも関わらず依然としてグローバル経済の中核であり、世界のマネーストックの半分がタックスヘイブンを経由する。 網羅されてます。読み切れません。

Posted by ブクログ

2013/10/20

タックスヘイブンの歴史。 歴史的な背景を踏まえた上でタックスヘイブンの一般的な誤解や歪められた考えを見事に否定。400ページあるので読むのは大変ですが、金融に携わる以上は知っていなくてはいけない世界。 割と客観的に書かれている。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品