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いとしい背中 幻冬舎ルチル文庫
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いとしい背中 幻冬舎ルチル文庫

御堂なな子(著者), 麻々原絵里依

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いとしい背中 幻冬舎ルチル文庫

649

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎コミックス
発売年月日 2014/03/17
JAN 9784344830981

いとしい背中

¥649

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2024/02/22

テーラー見習いで「背中フェチ」の速水名生。 祖父が倒れたとミラノから帰国し祖父の店の顧客で大企業のCEOである紀籐の背中を見た瞬間、触りたいという強い衝動に駆られ…。 背中フェチの理由が亡き父の唯一の思い出から来ていて、祖父の店を守りたいという名生の気持ちと紀藤を好きだと思う気...

テーラー見習いで「背中フェチ」の速水名生。 祖父が倒れたとミラノから帰国し祖父の店の顧客で大企業のCEOである紀籐の背中を見た瞬間、触りたいという強い衝動に駆られ…。 背中フェチの理由が亡き父の唯一の思い出から来ていて、祖父の店を守りたいという名生の気持ちと紀藤を好きだと思う気持ちがタイミング悪く重なり誤解されてしまったのが辛かった。 実は背中フェチになった人物の真実が分かった事、そして名生が真心を込めて作り上げた紀藤のスーツで紀藤の誤解も解けてホッとしました。 巻末SSでは晴れて恋人となれた2人だけど離れ離れの生活で久々に再会し甘い時を過ごし紀藤の誘いに名生がそのまま流されるかなと思ったけど向上心のある名生、カッ良かった。 ではスピンオフの「あまやかな指先」へ行きます。

Posted by ブクログ

2014/04/29

▼あらすじ テーラー修行中の名生が出会った、理想の背中を持つ男・紀藤。 つい触れたいと思ってしまう名生だが、紀藤は大企業の社長で…。 *** 割と最初の方から甘々で、最後まで楽しく読む事が出来ました。 特に後日談は砂を吐くかと思うぐらい甘々ラブラブです(笑) 攻めの紀藤は容姿...

▼あらすじ テーラー修行中の名生が出会った、理想の背中を持つ男・紀藤。 つい触れたいと思ってしまう名生だが、紀藤は大企業の社長で…。 *** 割と最初の方から甘々で、最後まで楽しく読む事が出来ました。 特に後日談は砂を吐くかと思うぐらい甘々ラブラブです(笑) 攻めの紀藤は容姿・金・権力と見事に三拍子が揃った完璧な男で凄過ぎてちょっと現実味ない…というか想像しにくい世界でしたが、年の差や身分差、甘々でハッピーエンドな王道ラブストーリーが好きな方はかなり楽しめる作品なんじゃないかと思います。 あと紳士やスーツと言ったジャンルが好きな方にもお勧めしたいです。 そして受けの名生がちょっと子供っぽくて可愛かったです。 考え方も見た目も大人な受けも好きですが、幼い受けも好きなのでそこも個人的には楽しめるポイントでした。 麻々原絵里依先生の素敵なイラストも必見です!

Posted by ブクログ

2014/04/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ファッション会社CEO×服飾学生テーラー見習い またも出来る男の溺愛物の大好物を堪能。 しかし、何よりも名生(受)の強くしなやかな向上心がキラッキラしてて読んでて楽しかった。 こういった職人を目指す話って好きだ! 親代わりで尊敬する祖父が倒れて、留学先のミラノから戻り立ち行かなくなったお店を保ちたい一心でどうにか策を考える名生。 お店に用事で顔を出したときに、得意客の紀藤が現れて流れで採寸することに。 彼のスーツを仕立てることになって色々あるんだけど、ぶつかったり傷ついたり落ち込んだりしながら、それでも「紀藤さんのためだけのスーツを仕立てる」と心に決める。 幼いころの父の背中のぬくもりを忘れられず、背中フェチになった名生は採寸の時に紀藤の背中に父の面影をみつける。 これが、父の背中だと思っていたのが実は若いころの紀藤だったという。(紀藤の父の代から祖父のお店の得意客) なんか、すごくいい話で。 小説だからうまくいきすぎなのは当たり前で、それをどう受け止めるかは読んでる方の意識の違い。 私にはすごく好印象。 祖父の店の融資のために「自分を好きにしてくれ」と誤解から始まった物語も、途中また銀行の書類がきっかけで紀藤がシャッターを下ろしたけど、それでも仕立てることを投げずにやり遂げた名生はそれを紀藤へ渡して分かってもらえるわけで。 そこからはもう紀藤も何も隠さずダダ漏れな愛情w その後の話はミラノに戻った名生と本拠地パリにもどった紀藤のお話。 3か月ぶりに会って幸せな時間を過ごして甘い!! でも、それで終わるんじゃなくて、パリで一緒に暮らそうと持ちかける紀藤に名生は悩む。 お土産で持ってきた課題で作ったシャツを着て仕事をする紀藤を目の当たりにして、自分の目指すものを見つめ直す。 卒業までミラノで頑張るという名生。 ちゃんと地に足を付け頑張る名生を応援する紀藤。 あぁ、なんていいお話だったんだろう。 ベタかもしれないしそんなにアップダウンあるわけじゃないけど、その分気持ちの伝わる読んでて甘さとパワーを貰える本でした!

Posted by ブクログ

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