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アドルフ 光文社古典新訳文庫
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アドルフ 光文社古典新訳文庫

バンジャマン・コンスタン(著者)

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アドルフ 光文社古典新訳文庫

968

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2014/03/12
JAN 9784334752873

アドルフ

¥968

商品レビュー

4.2

8件のお客様レビュー

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2023/07/25

傑作だ。この小説を読み、「なるほど。つまり幸福になるためには人は恋愛をしなければいいのだな」などと結論する蛆虫など死んでしまえ!

Posted by ブクログ

2022/07/30

三島由紀夫が「再読三読に堪える小説」と評した作品。将来有望な青年アドルフが主人公。物語としては恋仲となったエレノールと別れようとして別れられないという物語。アドルフの内面の動きが読んでいてとても面白い。人は様々な感情が入り混じるもの、精神が優れていても幸せにはつながらない、という...

三島由紀夫が「再読三読に堪える小説」と評した作品。将来有望な青年アドルフが主人公。物語としては恋仲となったエレノールと別れようとして別れられないという物語。アドルフの内面の動きが読んでいてとても面白い。人は様々な感情が入り混じるもの、精神が優れていても幸せにはつながらない、というのは現代にも通じる。あと解説で作者のコンスタンも次々女性を好きになり、かつ優柔不断で関係をきっぱり終わらせることがないため、女性関係がカオス状態というのは面白かった。

Posted by ブクログ

2022/07/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

P伯爵、T男爵、愛人、社交界。この時代のヨーロッパを感じます。それなのに話の9割は2人だけのことになります。 これまでに読んだ多くの恋愛ストーリーは、付き合うまでが波瀾万丈で想いが伝わるとハッピーエンドです。この小説では付き合うまではかなりあっさりで、その後の2人の葛藤が話のメインとなります。アドルフの優柔不断には毎回ヤキモキしますが、終末へ盛り上げるための準備段階ですね。エレノールの一途な愛はとても心に残ります。 今の時代の人間が読んでも、充分に心が揺さぶられる古典文学ですね。

Posted by ブクログ

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