商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2014/02/20 |
JAN | 9784334929268 |
- 書籍
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相も変わらず きりきり舞い
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相も変わらず きりきり舞い
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商品レビュー
3.3
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「きりきり舞い」の続編。 十返舎一九の娘・舞は玉の輿を夢見ながらも縁談を度々父・一九に邪魔され二十歳になっても夢叶わず。 一九の弟子で浪人・今井尚武には勝手に許嫁扱いされているが、それだけは御免こうむると今は延岡の藩士・間与五郎兵衛が気になっている。 居候を続けている北斎の娘・...
「きりきり舞い」の続編。 十返舎一九の娘・舞は玉の輿を夢見ながらも縁談を度々父・一九に邪魔され二十歳になっても夢叶わず。 一九の弟子で浪人・今井尚武には勝手に許嫁扱いされているが、それだけは御免こうむると今は延岡の藩士・間与五郎兵衛が気になっている。 居候を続けている北斎の娘・お栄も相変わらず絵以外には全く興味なし。 一九とお栄と今井に振り回される日々は続く。 一九の四番目の妻で舞の義母えつも前作からパワーアップしてなかなかの人になっている。一九に酒を飲ませまいと自分で呑んでしまう。変人の妻になるということはこういうことか。 更には一九の落し胤・丈吉まで引き取ることになるのだが、引き取ったのは今井で自分を「父ちゃん」舞を「お母ちゃん」と呼ばせるのだから、舞は段々と包囲網が出来上がっていく感じ。 相も変わらず怒鳴るか呑んで騒ぐかの一九にも、居候なのに身勝手なお栄にもイライラさせられるのだが、一方でピークを過ぎた一九の苦悩や、表に見せない葛藤を絵にぶつけるお栄を見るのは切ない気もする。 今井とは収まるとことに収まった感じだが、今井の状態から舞がこれまで以上に踊りの稽古指南に精を出さねばならないのは決定的だし、大変な日々は続きそう。 『玉の輿どころか火の車』 苦しくてもきりきり舞いでも、舞の一番大切で居心地の良い場所はそこということか。
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「きりきり舞い」の続編。 相も変わらず、自由すぎる人達に振り回されている舞のドタバタ日常です。 玉の輿を夢見ていた舞ですが、結局自分にとって大切な人は誰か、という事を気づいたようですね。まぁ苦労はするとは思いますが、幸せなら何よりです。
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2012〜13年に「小説ほうせき」に掲載された連続7話の単行本化で『きりきり舞い』の続編。 十返舎一九の娘で二十歳の舞は、父とその弟子今井尚武、北斎の娘で絵師のお栄の三奇人に毎日きりきり舞いさせられている。 後妻に入る踊りの師匠の跡を継ぐが、父一九が中風で戯作を書けないため、家...
2012〜13年に「小説ほうせき」に掲載された連続7話の単行本化で『きりきり舞い』の続編。 十返舎一九の娘で二十歳の舞は、父とその弟子今井尚武、北斎の娘で絵師のお栄の三奇人に毎日きりきり舞いさせられている。 後妻に入る踊りの師匠の跡を継ぐが、父一九が中風で戯作を書けないため、家計は火の車。遠慮のない奇人たちは次々と面倒をかけ続けるが、その実、情は厚い。 舞は玉の輿を夢見るが、幸せとは何かを、奇人たちの中で知ってゆく。
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