フィンランドの子どもを支える学校環境と心の健康 子どもにとって大切なことは何か

松本真理子, ソイリケスキネン【編著】

• 販売会社／発売会社: 明石書店
• 発売年月日: 2013/09/13
• JAN: 9784750338842

商品レビュー

2020/12/20

学習会支援のNPOって子供の夢を見つけるサポートもしつつ、ボランティアに来てくれた人に子供との関わり方を教えることもできて結果的に教員の質を上げる手助けもしているんじゃないか？？勉強を教えるわけではなく、子供のいいところを見つけてあげる、できるようになったことを褒めるといった関わり方を自分でもできるし、ボランティアの方にも教えてあげられる。

受験に関わらず、今やりたいことを勉強する、この背景には大学に通うだけが人生ではない、いろんな選択肢があり、再挑戦も本人の努力次第でできるという価値観を高校までで身につけられる環境が大事だが、その価値観を日本で醸成するにはどうしたら良いのか？
→いろいろなロールモデルを知ること。大学でいろいろなことをしている人、再挑戦中の人、高卒で何か動いている人、色々な人を知ることが大切かも。今の学校では外の大人と関わる機会がない
→キューバのモデルやん

学習支援、キャリア教育を行う行う組織ボランティアなどで大学生への門戸を広げ教員の卵を育てる。
さらに学校と連携が取れればなおよし

日本の仲間集団を大切にする教育の中でフィンランドのような先生との信頼関係は築けないのか？
先生と生徒の関係で自己肯定感を育むんじゃなくて、せいとどうしで育むアプローチはないのかな。
どうしたら精神的に未熟な子供たちがお互いを認め合えるんだろう