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比較のなかの改憲論 日本国憲法の位置 岩波新書
836円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2014/01/23 |
JAN | 9784004314660 |
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比較のなかの改憲論
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比較のなかの改憲論
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
護憲の立場からの憲法論であり、ややイデオロギー色がある。国際比較する事は有意義ではあるが、憲法は各国の事情によって決定されるものなので、国際比較が護憲の「ツール」となってしまう事には注意したい。また、本書は8年前の刊行であるが、最近の世論調査では「改憲すべき」が多数派なので、社会...
護憲の立場からの憲法論であり、ややイデオロギー色がある。国際比較する事は有意義ではあるが、憲法は各国の事情によって決定されるものなので、国際比較が護憲の「ツール」となってしまう事には注意したい。また、本書は8年前の刊行であるが、最近の世論調査では「改憲すべき」が多数派なので、社会情勢に変化がある事にも留意する必要はある。 尚、序文で気になった箇所がある。それは、明治憲法をワイマール憲法と同列に論じ、「ファシズム憲法へと移行する流れ」と論じている点である。明治憲法がファシズム憲法に移行したという事実はないので、このような誤解を招くような書き方は学者としての資質を疑わざるを得ない。
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第3章「押し付け」論再考 が良くまとまっており非常に良かった.今もそうだが,保守派の考え方は時代を見つめていないし,将来も見ていない.嘆かわしいことだが,それを支持する国民がいることは事実だ.1948年に「極東委員会」から憲法の見直しを諮られていたにもかかわらず,うやむやにパスし...
第3章「押し付け」論再考 が良くまとまっており非常に良かった.今もそうだが,保守派の考え方は時代を見つめていないし,将来も見ていない.嘆かわしいことだが,それを支持する国民がいることは事実だ.1948年に「極東委員会」から憲法の見直しを諮られていたにもかかわらず,うやむやにパスした事実はもっと公にするべきだろう.自民党の憲法案の底の浅さが随所に語られていたが,あのような案を公表する政党があるのは,恥以外何物でもない感じだ.
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秀作。特に「押し付け憲法」論の再考と、個人の尊重に関する論考は、一読の価値あり。硬性憲法とか、明文改憲とか、懐かしくもあまり身近に感じていなかった論点を考え直すのに絶好の一冊。
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