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忘却のための記録 1945-46恐怖の朝鮮半島
1,760円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ハート出版 |
発売年月日 | 2014/01/27 |
JAN | 9784892959707 |
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忘却のための記録
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忘却のための記録
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商品レビュー
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5件のお客様レビュー
戦後、北朝鮮から南朝鮮に逃げるまでのお話 もうほんとに並大抵の経験ではない。 戦後、日本では朝鮮や中国の方達が日本に住み永住権を手にして住むことが許されたのに。 日本人は住むことが許されず、日本へ引き揚げなければならなかった。 かつ、その引き揚げも一体いつになるのな分からない状...
戦後、北朝鮮から南朝鮮に逃げるまでのお話 もうほんとに並大抵の経験ではない。 戦後、日本では朝鮮や中国の方達が日本に住み永住権を手にして住むことが許されたのに。 日本人は住むことが許されず、日本へ引き揚げなければならなかった。 かつ、その引き揚げも一体いつになるのな分からない状態での生活。 ひっそりと一家全滅してしまう家族もあったり。 その家族を探してる親戚も内地にいたのかさえ分からない。 埋葬だってまとめてされて、お墓がどこかも分からなかったり。 今では、考えられない。 今では日本は震災などがあったら国も助けてくれるのにたいして 戦後の異国での生活は国も助けてくれない 地獄の生活だったと思う。 小さな子供が重い荷物を持って何キロも歩き 歩き疲れて、歩くくらいなら死んだほうがいいって言わせてしまうことがつらかった。
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終戦当時、朝鮮の最北端に住んでいた日本人家族が1年後に帰国するまでの悲惨な実体験の記録である。 朝鮮は戦時中、空襲もほぼ皆無で、食べ物も潤沢にあったらしいが、8月8日に一方的に日ソ中立条約を破棄して日本に宣戦布告したソ連群に対して、終戦により武装解除した現地の日本人はまさにノーガ...
終戦当時、朝鮮の最北端に住んでいた日本人家族が1年後に帰国するまでの悲惨な実体験の記録である。 朝鮮は戦時中、空襲もほぼ皆無で、食べ物も潤沢にあったらしいが、8月8日に一方的に日ソ中立条約を破棄して日本に宣戦布告したソ連群に対して、終戦により武装解除した現地の日本人はまさにノーガード状態であり、 ソ連軍の爆撃、襲撃、略奪、強姦など奈落の底につきおとされてしまう。 加えて、寝返った朝鮮人が白昼堂々と日本人家屋からリヤカーで略奪する光景に対し作者はなにもできないどころか国家の後ろ盾のない民族とはこうも悲惨なものなのだと思い知らされる。 毎日のように入れ替わり家に押し寄せ金目のものやご婦人を略奪するソ連人により、家財も食料も底をつき、飢餓と極寒の中、まわりの日本人が栄養失調と病魔に侵され死んでいき、加えていわれのないリンチ、拷問などの復讐の中、疲れていても地べたに座り込むようなことはしなかった日本人が 背に腹は代えられなく、残飯を物乞いする現実は胸を引き裂かれる思いである 救いは、筆者が当時中学3年だったため、成人男性の拷問や、ご婦人の強姦など、を自身で経験されなかったところくらいであろうか。 サイパンで赤ん坊を抱いた若い母親が海に飛び込む映像があるが、生きてこの世の地獄をみるよりも、というような民間人が敗戦という理由だけでここまでの状況になったことに理不尽を感じざるを得ない。
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比較的女性の目から見た作品が多い中、これは男性が書いた戦争の記録。 悲惨なのは男子も女子も同じ。 忘れないように読んでおくべき記録。
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