yaso 夜想 #少女 特集 『少女』Filles

文学・エッセイ・詩集

• 販売会社／発売会社: ステュディオ・パラボリカ
• 発売年月日: 2013/10/01
• JAN: 9784902916287

商品レビュー

2022/06/14

復刊版なので、バックナンバーの本よりは一回り小さめです。その妖しげな魅力は褪せることなく、相変わらず私に刺激を与え続けている雑誌です。書店や古本屋に行くと、必ず「夜想」を探してしまいます。
少女を特集するからには、少女小説や少女人形もまた様々な形で載っています。山本タカトさんの絵を初め、思ったよりも写真やイラストが多かったので眼福でありました。ヘンリー・ダーガーもあります。さすが夜想！

2019/11/22

怪しいテーマばかり特集する雑誌で、一時期休刊になっていたが、熱狂的ファンの要望にこたえて再起に復刊した。テーマの怪しさは最大の魅力。

2013/12/31

アリスのような少女性の追究というよりも、現代を生きる少女考、という感じだった。
インタビュー形式のものは、その形式上、仕方のないことかもしれないけれど、もっと論理的に話してくれ、と思った。ナボコフの『ロリータ』を取り上げるあたりは、幅広いというか、ずれているというか。少女小説の紹介は、読んでみたいと思うものがたくさんあって、お役立ち記事だったと思う。アーバンギャルドというバンドの存在は今回初めて知ったけれど、面白そうだと思った。でも、一番良かったのは、やはり山本タカトの作品だ。