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農業問題 TPP後、農政はこう変わる ちくま新書
858円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2014/01/09 |
JAN | 9784480067616 |
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農業問題
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農業問題
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
関税なくなり安い農作物が流入しても、オーストリアやアメリカで生産して日本に回される絶対量を考えると影響は少ない、という現状の量を前提とした議論でよいのかは疑問。
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日本の農業の現状と、世界で最近話題の貿易に関することについてよく知りたくこの本を読み始めた。難しい専門用語やかなり詳細なデータなど、知識不足の状態で読むとなかなか読み進められないような要素が多くあったが、普段自分たちがメディアから抱くような日本の農業の現状とは全く違う状態に今日本...
日本の農業の現状と、世界で最近話題の貿易に関することについてよく知りたくこの本を読み始めた。難しい専門用語やかなり詳細なデータなど、知識不足の状態で読むとなかなか読み進められないような要素が多くあったが、普段自分たちがメディアから抱くような日本の農業の現状とは全く違う状態に今日本の農家があることをを知ることができた。例えば食料自給率。自分たちは食料自給率は重要で、日本ではだんだん低下してきているので、どうにかして回復しなければいけない。とメディア等からは印象を抱くが、実際はその計算方法にカラクリがあったり食料自給率を上げることが食料安全保障に直接つながるわけではなく、諸外国との関係性を築き食料のソースを確保することこそが真の目的であることなどがわかった。他にも、日本の農業は世界一、国産は安全のような印象を抱いていたが、農地の集積の問題であったり、旧態依然とした、補助金によって国内の農業を守るような制度が根強く残っており、最先端を走る先進国と比べて農業で劣ってきていることもわかった。
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本間正義『農業問題』 前半部の日本農業の問題点への指摘は納得のいくものばかり。 今でも公共事業や病院の駐車場などでキャピタルゲインがある農地。 これを期待している以上、ただ同然の税金しかかからない農地を手放す農家はおらず、その結果新規就農者が農地を取得できない&規模拡大...
本間正義『農業問題』 前半部の日本農業の問題点への指摘は納得のいくものばかり。 今でも公共事業や病院の駐車場などでキャピタルゲインがある農地。 これを期待している以上、ただ同然の税金しかかからない農地を手放す農家はおらず、その結果新規就農者が農地を取得できない&規模拡大したい農業法人が一箇所にまとまった農地を取得できない、といった問題点が未だにある。 早くて農地への税金をあげて、農地の流動化を促すべき。 この辺りを正確に書かれている良書なのだが、後半部のTPP対策は評価しがたい。そもそも、稲作農家への批判が多いので、野菜農家の僕には実感がわかないところがある。 今の農業問題を的確に指摘している良書。
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