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滅亡へのカウントダウン(上) 人口大爆発とわれわれの未来
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2013/12/20 |
JAN | 9784152094254 |
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滅亡へのカウントダウン(上)
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商品レビュー
4.3
13件のお客様レビュー
地球の人口が増えすぎて、この先大丈夫だろうか。という問題に取り組んでいる。 それはまるで、ダン・ブラウンの作品「インフェルノ」にでてくるゾブリストの思想のようであるが、本当にこのまま人口を抑制しなければ、未来はどうなるのであろうか。
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前作で人類が消滅した世界はどうなるかを解明しようとした筆者による、人類が存続できる世界を維持するにはどうしたらいいか? が主題になった著書。 最重要に位置付けられているのは人口問題。 20世紀初頭には15億程度だった世界の人口は、100年と少ししか経過していない現在では70億。...
前作で人類が消滅した世界はどうなるかを解明しようとした筆者による、人類が存続できる世界を維持するにはどうしたらいいか? が主題になった著書。 最重要に位置付けられているのは人口問題。 20世紀初頭には15億程度だった世界の人口は、100年と少ししか経過していない現在では70億。このままの増加傾向が続けばあと半世紀で世界の人口は100億を越えると予測されている。 そうなった場合どうなるかは実際のところわからないんだけど、暗い見通しのほうがまあガチ。 とはいえ、統計だけを見てああだこうだ言うよりも、実際に世界中の社会の中でどういうことが起こっているかミクロ視点で丹念に洞察しながら疑問の答えを追求していこうというのが本書の基本的なスタンス。 「法律が守ってくれない以上、頼れるのは家族しかいない」「少しでも子供を多く作ることが、自分達の身を守ることに繋がる」と語る、パレスティナのある女性の姿を皮切りに、先進国も途上国も含めた各地の社会で生きる人々の声を拾い上げていく。 読んでいて好感を持ったのは、特定の誰かの声に肩入れしようとするのではなく、あくまでも人々の姿を出来る限りありのままに映し出そうと試みている点。それぞれのチャプターはノンフィクション群像劇のようで、点景の記述は(多少論旨の明確さやテンポを犠牲にしつつも)冷徹な姿勢で為されている。 人口問題といえば基本的には多いか少ないかという話でしかないんだけど、そこに至る導線がどういうものなのかは地域によって様々なのだなあということを思わされる。 若干疲れるけど、読み応えのある一冊だった。
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読了。 地球の資源、エネルギー、食糧のキャパシティーは平準化すると僅か20億人。 其れを是迄は一部の人間が情報格差を武器に占有してた訳だが、70億人に増えた人類に情報格差が無くなったら何が起こるか?限られた資源、水、食糧を確保するためのハレーションが起こるのは必然な訳だ。平和を称...
読了。 地球の資源、エネルギー、食糧のキャパシティーは平準化すると僅か20億人。 其れを是迄は一部の人間が情報格差を武器に占有してた訳だが、70億人に増えた人類に情報格差が無くなったら何が起こるか?限られた資源、水、食糧を確保するためのハレーションが起こるのは必然な訳だ。平和を称えるのは正しい事だが、生き残りを賭けて闘うのは、矮小な人間の必然であり、その中で我が身を守る為に何が必要か…。難しい時代である。
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