商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 京都大学学術出版会 |
発売年月日 | 2013/11/22 |
JAN | 9784876988655 |
- 書籍
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南北分裂王国の誕生
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南北分裂王国の誕生
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2
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※このレビューにはネタバレを含みます
イスラエル王国の南北分裂以降はいろんな王がごちゃごちゃしてこんがらかるので、読んでおこうかなと思って手に取った。同じシリーズのものを前に読んだと思うけど、こちらも列王記・歴代誌・エレミヤ記・ダニエル記などの聖書の記述と、ヨセフスのユダヤ古代史をもとにあくまで流れだけを追っていく構成のものとなっている。それぞれの資料の食い違いなどにも言及しているのはいいが、考古学や編集史等の学術的問題にはほとんど立ち入らない。 学術的問題に立ち入らず、初心者向けに物語を追えるようにするというつくりだと思うのだが、その割に奇跡譚や数字の話が出てくるたびに無茶苦茶、荒唐無稽、史料価値がない、やれやれだ、ほんとうにそうなのでしょうか?などの言葉を繰り返して小馬鹿にし、突然「あの滑稽なイエスの昇天物語」などとこの時点で関係ないキリスト教への攻撃も飛び出して(キリスト教がお嫌いなのは読んできた著作から察しているが)興が冷める。そんな姿勢で聖書とか古典とか読んで何が楽しいのかさっぱり分からない。聖書に限らず、神話や伝説なんて荒唐無稽、殺戮やえこひいきの神だらけなのは大して変わらないだろう。じゃあこんな話をどんなひとたちが、どう考え、どう伝承してきたのか、そういうことを夢想するのが楽しいのではないか。 どうせなら学術的な編集史の問題にまで言及していくか、お気持ちだけでくさすのをやめるか、どちらかにしてほしいものだ。このシリーズは聖書を手に流れを追うのにはよいが、読むと不快なので困る。
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神は全宇宙の支配者である。神は完全無欠であり清浄であり、自足であり、またすべてのものをすべてのものたらしめるものである。始原である。 ユダヤ人たちは軍事訓練など受けていないわずかな軍勢でもって平時の訓練も怠らないローマ軍を相手にして戦わざるを得なかったので当然のごとく敗北して全世...
神は全宇宙の支配者である。神は完全無欠であり清浄であり、自足であり、またすべてのものをすべてのものたらしめるものである。始原である。 ユダヤ人たちは軍事訓練など受けていないわずかな軍勢でもって平時の訓練も怠らないローマ軍を相手にして戦わざるを得なかったので当然のごとく敗北して全世界に散らばっていった。 キリスト教ファンダメタリストにとっては今でも異教徒は虫けらにすぎない。
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