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菫濃く 深見けん二句集 ふらんす堂叢書俳句シリーズ
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菫濃く 深見けん二句集 ふらんす堂叢書俳句シリーズ

深見けん二【著】

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菫濃く 深見けん二句集 ふらんす堂叢書俳句シリーズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ふらんす堂
発売年月日 2013/09/01
JAN 9784781405810

菫濃く

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2024/04/02

俳人で虚子の最後の弟子と言われる深見けん二の第八句集で、蛇笏賞を受賞した。平明だが深い、滋味あふれる俳句が多い。特に師の虚子、青邨の忌日を詠んだ句には淡く強い余情が感じられる。「温顔もくぐもる声も虚子忌来る」「鶯のあとのしづけさ虚子墓前」「花の下月の下なる虚子忌かな」「花に学び月...

俳人で虚子の最後の弟子と言われる深見けん二の第八句集で、蛇笏賞を受賞した。平明だが深い、滋味あふれる俳句が多い。特に師の虚子、青邨の忌日を詠んだ句には淡く強い余情が感じられる。「温顔もくぐもる声も虚子忌来る」「鶯のあとのしづけさ虚子墓前」「花の下月の下なる虚子忌かな」「花に学び月に学びし虚子忌かな」「よみがへる虚子の足音水温む」「あの時の虚子先生の冬帽子」「全句集繙き迎ふ青邨」「今日も散る銀杏を仰ぎ青邨忌」「手に受くる落花一片師の言葉」「人生の輝いてゐる夏帽子」「水連や水をあまさず咲きわたり」「晩年の一と日一と刻鰯雲」「晩節のその晩節や更衣」「万緑の一点となりわが命」「夕茜やがて夕闇法師蟬」

Posted by ブクログ

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