商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 亜紀書房 |
発売年月日 | 2013/11/16 |
JAN | 9784750513317 |
- 書籍
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独裁者のためのハンドブック
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独裁者のためのハンドブック
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
自分以外のものを大きく見てしまうことが私の弱点だと思っていたが、ほとんどの人間は心理上そう感じている。ただし、その心理を多数の手法を使うことでより大きく見せ、偉大な独裁者となっている。全員が全員中身が悪者はわからないが、手法によっては誰でも独裁者になれるし、そう見せることができる
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ある医師の方が、ボランティアで正確な情報を届ける活動(厚労省や政治家からの依頼で行っているわけでもなく(分科会などのようなアドバイザリーボードとは違う・関係がない)、当然見返りや報酬があるわけでもない)をしているにも関わらず、 御用学者だの、厚労省と繋がっているんだろ、だのと誹謗...
ある医師の方が、ボランティアで正確な情報を届ける活動(厚労省や政治家からの依頼で行っているわけでもなく(分科会などのようなアドバイザリーボードとは違う・関係がない)、当然見返りや報酬があるわけでもない)をしているにも関わらず、 御用学者だの、厚労省と繋がっているんだろ、だのと誹謗中傷を受けまくっている頃-今でも続いているけどー、音声配信でぽろっと「そういう人は政治の仕組みを分かっていない。『独裁者のためのハンドブック』と言う本が面白いから読んでみるといいよ」と皮肉半分、本好きのその先生らしいリスナーへの本紹介半分、この本について触れていた。 それで、面白うそうだな、と思って手に取った。帯の【独裁と民主主義に境界はない!】に衝撃を受けるが、本書を読み進めていくと、なるほどな、と思う。【カネとヒトを支配する権力構造】を理解すると、確かに、民主主義国家とて、独裁国家と、その基本的な権力構造はなんら変わりないのであって、説明されてみれば、権力構造って国も企業も自治体もこうだよね、と。 ただ、『本書は、『独裁者のためのハンドブック』というタイトルからして著者の皮肉が込められている。著者の意図は、いかにして読者が独裁者になるか、あるいは盟友集団に加わって私的な見返りや特徴の恩恵にあずかるかではなく、独裁によって多くの人々が被る苦難をいかに終わらせるかと言う点にある。「支配者が支配されるルール」に習熟すれば、私たちにも勝ち目があるというのが著者からのメッセージである』(訳者まえがき) と言うように、ただ権力の構造を知って悲嘆すると言うよりは、知らないと戦い方も分からないですよね、と言う本なのだ。 最後の締めくくりの章でこう書かれている。『私たちはすでに有権者集団や影響力のある者、そして盟友集団が回している政治のすべてについて学んで来た。それらすべてを拡大すれば、取り換えのきく者たちも盟友集団ほどには利口になるし、あらゆることが圧倒的多数の人々にとって良くなるようにかわるだろう』 しかし、無力な安月給の庶民には、権力の構造を改めて知ったとて、具体的に何をしたら大きな力となるのか・・・結局選挙に行くと言う基本のキしかないのか・・・ 結局、冒頭のこの思いに引き戻されてしまうのだ。『政治は、まったくわけのわからないことばかりだ。私たちは、日々トップ・ニュースにショックを受け、驚かされる。毎日のそんなニュースに登場するのは、詐欺をはたらき、不正を犯し、二枚舌を使う企業経営者や、嘘を重ねて他人の物を掠め盗り、残虐行為のはあげくに人まで殺す為政者の姿である』 ところで、残念な点だが、少し読みにくく、読むのに結構な時間がかかった。ケーススタディを取り上げながら、1つ1つ分析していくが、基本的に言っていることと言うか主張の軸が同じなので、冗長に感じると言うこともあるのだが、訳が読みにくいと感じる。こういう内容の本は、そもそもが読みやすい文章ではないのかもしれないが、いかにも外国語を日本語に訳しました、と言う感じの読み口で、もう少し日本語らしい表現の工夫などあると読みやすかったのかも、、、 ・印象に残った 昨年、東京オリンピックが行われ、読書中には北京オリンピックが開催中だったこともあり第6章の【賄賂と腐敗】の中の”娯楽と金を追求するIOC”はタイムリー過ぎて苦笑してしまった。『IOCにとって、政治的および個人的歪曲から解放された中で、国際的なスポーツ競技の質(およびおそらく量)の向上よりも大切なものは何だろうか?答えは贅沢な娯楽と金である』(長野オリンピックを勝ち取った際、日本は440万ドル以上を、IOC委員への接待費に費やした、とありますね、、、) ・抜粋 独裁者のための五つのルール ●ルール1 盟友集団は、できるだけ小さくせよ ●ルール2 名目上の集団は、できるだけ大きくせよ ●ルール3 歳入をコントロールせよ ●ルール4 盟友には、忠誠を保つに足るだけ見返りを与えよ ●ルール5 庶民の暮らしを良くするために、盟友の分け前をピンハネするな
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この本では、独裁国家・民主国家関係なく、トップの人は、少数の盟友のために行動しているということ、最初から最後までずっと言っています。 言い回し・例は違うが結局同じことを言っているだけで、本の厚さに比例しない内容の量だった。 北朝鮮で、一般市民が餓えようが、どうなろうと関係なく、...
この本では、独裁国家・民主国家関係なく、トップの人は、少数の盟友のために行動しているということ、最初から最後までずっと言っています。 言い回し・例は違うが結局同じことを言っているだけで、本の厚さに比例しない内容の量だった。 北朝鮮で、一般市民が餓えようが、どうなろうと関係なく、 自分を支持する幹部たちに金を与え、支持を継続させることが大事だっていうこと。 https://seisenudoku.seesaa.net/article/473784364.html
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