商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2013/10/31 |
JAN | 9784488027223 |
- 書籍
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ハナカマキリの祈り
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ハナカマキリの祈り
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
今回はホラー色を強めてさらに怖さがアップしたカンジ。 良い人だと思っても家に入れちゃダメだよ、ほらどんどん怪しくなってくるでしょ。 とツッコんでいたところ遂にジューサー登場。 これを読んだらしばらくスムージーは飲めないね。
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ややサイコホラー的な雰囲気もあるミステリ。ネタ自体はけっこうありがちなものに思えて、真相も分かりやすいように思えましたが。いやいや、そこからがなかなか一筋縄ではいきませんでした。 「彼女」の正体は想像のわずか上を行っている感じ。わかった、と思ったけれどそれは甘かった、というよう...
ややサイコホラー的な雰囲気もあるミステリ。ネタ自体はけっこうありがちなものに思えて、真相も分かりやすいように思えましたが。いやいや、そこからがなかなか一筋縄ではいきませんでした。 「彼女」の正体は想像のわずか上を行っている感じ。わかった、と思ったけれどそれは甘かった、というような。哀れを感じさせられる面もあるけれど、それ以上に想像を絶する凄絶な真相が衝撃的でした。それじゃああの事件の真相って……! サスペンスあふれる展開と、終盤のあのシーンはまさしくホラーとも言えるとてつもない緊迫感! そしてラストのぞくぞく感もかなり好みの一冊でした。タイトルの意味も巧いなあ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
序盤から引き込まれ、一気読みでした。 過去のトラウマに苦しむ主人公真尋が、少しずつ変わるきっかけをくれた『彼女』。 徐々に追い詰められていく様がサスペンスフルに描かれている。 疑心暗鬼に苛まれ揺れ動く真尋の心情に呼応するように、読み手のこちらも翻弄されてしまった。 明かされた真相はああそうだったのかとストンと落ちるものの、そこまでの過程の描き方が非常に魅力的。 捕食者である『彼女』の狡猾さの根底にある歪みが恐ろしい。 何故そこまで、と。 不穏な影を見せる物語の閉じ方も大変好みです。 グロ耐性低い方はご注意を。
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