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獅子の城塞
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獅子の城塞

佐々木譲(著者)

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獅子の城塞

2,310

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2013/10/21
JAN 9784104555093

獅子の城塞

¥2,310

商品レビュー

3.7

14件のお客様レビュー

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2023/04/05

2024.4.5完了 前作に続き面白かった。次郎佐の話。惜しむらくは地理関係と外国人の名前が覚えられないことかな。世界史も少々知っておく必要があった。 帰国しない理由も明確。すばらしい。

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2015/11/22

天正遣欧使節団とともに、長崎を出航して二年半。 異国の地で貪欲に西洋の技を身につけていく次郎左。 言葉の壁を実力で乗り越え、普請現場で、たちまち名を上げていくが…。 嫉妬の目、密告、逃避行、戦乱の日々。 帰国を夢見つつも、イスパーニャ軍の暴虐に反旗を翻すネーデルラント共和国軍に力...

天正遣欧使節団とともに、長崎を出航して二年半。 異国の地で貪欲に西洋の技を身につけていく次郎左。 言葉の壁を実力で乗り越え、普請現場で、たちまち名を上げていくが…。 嫉妬の目、密告、逃避行、戦乱の日々。 帰国を夢見つつも、イスパーニャ軍の暴虐に反旗を翻すネーデルラント共和国軍に力を貸し、鉄壁の城塞を築き上げた男の波乱の生涯! 壮大な歴史物語。

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2014/08/28

戦国時代の終盤、ヨーロッパに渡った日本人がいた。 新しい築城術を学び、日本に持ち帰るために。 信長に指示されるも本能寺の変で没し、家康からも指示され、日本に戻ることを要請されるのを待ち続けるも、遠く離れた土地であるため知らぬ間に時間だけが過ぎる。 親方にはならず、遠く離れたオラ...

戦国時代の終盤、ヨーロッパに渡った日本人がいた。 新しい築城術を学び、日本に持ち帰るために。 信長に指示されるも本能寺の変で没し、家康からも指示され、日本に戻ることを要請されるのを待ち続けるも、遠く離れた土地であるため知らぬ間に時間だけが過ぎる。 親方にはならず、遠く離れたオランダの地に骨を埋める結果にはなるのだが、同じ石工仲間からいい仕事をしたと評価され、祖国の地を再び踏むことはなかったが素晴らしい人生だったのではないか。 時代に翻弄されたのだが、その中でも生きた証を残すことが出来たと感じたのだろうか。 本人にしかわからないだろうが、共に過ごした人々の心の中に生き続ける事が出来たのだろうと思うと、大変そうではあるが羨ましいものだ。 佐々木譲氏の作品と言えば刑事物をイメージするが、こんな作品もあるのですね。 非常に興味深く、知らなかった世界を知ることが出来た作品です。

Posted by ブクログ

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