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デビルマンG(4)
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デビルマンG(4)
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
永井豪の『デビルマン』は、悪魔を正義の味方にし、逆にデビルマンが守るべき人間の悪魔性を描くという転倒をやってみせた。『デビルマンG』ではそれを踏まえて、最初から価値観は転倒しまくっている。デビルマンは不動アキラのふりをしているだけのデーモン=アモン、望みはただミキを守ること。シ...
永井豪の『デビルマン』は、悪魔を正義の味方にし、逆にデビルマンが守るべき人間の悪魔性を描くという転倒をやってみせた。『デビルマンG』ではそれを踏まえて、最初から価値観は転倒しまくっている。デビルマンは不動アキラのふりをしているだけのデーモン=アモン、望みはただミキを守ること。シレーヌは人間とデーモンの間を揺れつつも、最後に地上の覇者となることが目的。ミキは人間の意識を失わないまま悪魔の力を身につけた悪魔人間=デビルマンとなる。そして本巻ではデビルマンたちが集結して、デビルマン軍団を結成し、人間を食糧にして細々と暮らしているデーモンたちを狩る。原作では悪魔人間と人間という立場だったアキラとミキは、『G』では悪魔と悪魔人間という異なった立場にシフトしている。 表紙はゼノン。原作ではサタンに次ぐナンバー2として、人類への宣戦布告に登場するわけだが、『G』では、デーモン族の裏切り者であり、かつて神の手先としてデーモンの追放に一役買ったという設定。現代にはデビルマンとして登場し、デビルマン軍団の総帥となっている。人間体はダンテの異名をとる演出家。つまり、魔王ダンテ。しかもダンテ=ゼノンが本当にデビルマンなのか、神の手先なのかは不明。 そして話は早くもデーモンから人間への宣戦布告に進む。原作からそれまくったところで、強引に原作に引き戻された感じ。ただし世界各国に巨大な姿を現すのはゼノンではなく、オリジナル・キャラの首領級デーモン。 つまり戦争は〈悪魔〉〈悪魔人間〉〈神〉とからみ、残るプレーヤー〈人間〉がどのような悪魔的姿を見せるのかは、以下次号。しかも、各プレーヤーの階級は相互移行可能のようでもある。さらにぐちゃぐちゃになるのを期待する。
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個人的には、デビルマン派生マンガのなかではベスト3に入る傑作。登場人物やエピソードの、オリジナルとはいい感じに違うアレンジがファン心をこそばゆくつついてくる。 マンガは手元に置かない主義を曲げ、現在唯一所有しているシリーズ!
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いろいろどこかで見たようなキャラが引用・アレンジされて登場してるような気がするけど誰か分からん・・・。
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