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シークの胸は愛のオアシス ラベンダーブックス
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シークの胸は愛のオアシス ラベンダーブックス

ニコール・ジョーダン(著者), 野川えみ(訳者)

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シークの胸は愛のオアシス ラベンダーブックス

1,026

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2013/09/26
JAN 9784344420830

シークの胸は愛のオアシス

¥1,026

商品レビュー

4

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2020/02/28
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※このレビューにはネタバレを含みます

面白かったです。 やはり、砂漠が舞台でシークvsヨーロッパ女性の恋というのはいつ読んでもワクワクドキドキですね。 内容としてはベルベル人のとある部族の族長にして、イギリスの公爵の孫でもあるという青年ジャファーがフランス軍とその司令官への復讐のため、アリソンという若い女性を誘拐。最初はジャファーに抵抗していたアリソンですが、次第に彼の男らしさや誠実さ、優しさ、見かけの強さとは相反する内面のもろさ、傷つきやすさなどに惹かれてゆく。 一方、ジャファーの方もけして屈することのないアリソンに急速に魅せられていった。 二人は抗いがたい恋情により結ばれるも、けして実ることのない恋だと二人とも自覚していた。 ジャファーはアリソンの未来の婚約者、フランス軍のブルモン大佐を両親の敵として殺そうとし、アリソンは必死で止めようとするのだがー。 ストーリーとしては定番です。 シークに攫われたヒロインがやがてシークに恋するようになり、ヒロインの抗いがたい魅力に屈したシークもまた恋に落ちます。 様々な事件や試練が二人に乗りかかり、やがて哀しい別離が待ち受けるのですが、最後は大団円で二人は晴れて結婚します。 王道なので、ほぼ展開は判っていても、先が気になり読み進めていきました。やはり魅力ある作品なのでしょう。 シークとタイトルにありますが、実際にはこの作品ではベルベル人なのでヒーロー本人も言っているように「族長」と呼ぶ方がふさわしいようです。 私が素敵だと思ったのは、アルジェリアの厳しくも美しい自然の風景の巧みな描写でした。作品の随所にちりばめられており、読む自分までもがヒロインと一緒にはるかな異国を旅しているような気持ちになりました。 また、一見、傲慢で自分本位な典型的アラブ系ヒーローのように見え、実は女性を尊重するジャファーの人柄も好感が持てます。 でも、更に素敵なのはブルモン大佐でしょうね。 ヒロインが自分に対して裏切りも同然にジャファーを選んだ際も最後まで寛容ですし、恋敵のジャファーや支配すべきベルベル人たちに対して深い理解と共感を示す度量の大きさは格好良いなと思いました。

Posted by ブクログ

2014/05/06

図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) 19世紀、北アフリカ。莫大な富を相続した娘アリソンは、ワイン商であるおじとともにアルジェリアを訪れていた。同地に赴任中のブルモン大佐からプロポーズを受けているが、返事はしていない。一方、ベルベル人の父と、英国人の母のあい...

図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) 19世紀、北アフリカ。莫大な富を相続した娘アリソンは、ワイン商であるおじとともにアルジェリアを訪れていた。同地に赴任中のブルモン大佐からプロポーズを受けているが、返事はしていない。一方、ベルベル人の父と、英国人の母のあいだに生まれたジャファーは、英国公爵の孫でありながら、砂漠で生きる道を選んでいた。そして、17年前のある出来事以来、ブルモン大佐への復讐を誓っている。大佐をおびきよせるため、ジャファーは砂漠旅行中のアリソンを誘拐した。復讐計画を知ったアリソンは、大佐の命を救うため、何度も脱出を試みる。そんなアリソンの大胆さに、ジャファーは魅了されるが、大佐への愛が理由だと勘ちがいして…三角関係にゆらぐ、シーク・ロマンス。 ヨーロッパとアラブ。ベルベル人って一番ロマンス小説で見てると思う。 半分イギリス人で公爵、そしてベルベル人の長。 気の強さと非常さ。強くなければ生き残れない。 アリソンも気の強さは負けないけれどその分愛する強さもつよいのね。 おじさんたちのスピンオフないかなぁ。 Lord of Desire by Nicole Jordan

Posted by ブクログ

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