

商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2013/09/12 |
JAN | 9784062902076 |
- 書籍
- 文庫
読書と人生
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読書と人生
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
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この本の現版は昭和17年に刊行されたもの。「読書」と題名にはあるが、哲学や教養についても三木清の考えが示されており、今尚朽ちない内容だと感じた。 冒頭の章から、一高、京都大学での同級生、友人、師の話しと本が出てくる。この時点で脳がかなり刺激される。次いで中間で少し落ち着きメモを...
この本の現版は昭和17年に刊行されたもの。「読書」と題名にはあるが、哲学や教養についても三木清の考えが示されており、今尚朽ちない内容だと感じた。 冒頭の章から、一高、京都大学での同級生、友人、師の話しと本が出てくる。この時点で脳がかなり刺激される。次いで中間で少し落ち着きメモを取りながら読み耽ることができる。最後の章で三木清による海外の研究者への辛口批評があり、これはこれで知的な刺激となった。 以下備忘録を兼ねたメモ 読書 多読も精読も必要 一般には古典が善い本だが新刊本もよい 善いものを読むには正しく読む 正しく読むには緩やかに読む 哲学 哲学の知識を詰め込む前に哲学的精神触れよ、つねに源泉から汲もうとすることこそが哲学的精神 ドイツ系が故に難解と感じるのであれば英米系から 直観を育てることが必要、同時に明晰に考えることも学ぶ必要 P98の言葉が特に胸に沁みたのでこちらにも。 ⭐︎真の読書においては、著者と自分との間に対話が行われるのである。しかも自分が勝手な問いを発するのでなく、自分が問いを発する事は、実は著者が自分に問いをかけてくることであり、しかも自分に問題がなければ、著者も自分に問いをかけてこない隠して問いから答え、答えはさらに問いを見、問答は限りなく進展していく。この対話の精神が哲学の精神に他ならない。
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初めて三木清の本を読んだが、学生向けに書かれているところもあって面白かった。読者は多読と精読がどっちも大事で、読書をする時間を作ることが大切だというところが印象的だった。継続的に本を読んで、良い本からいろんな視点や考えを学んで行きたいと思った。
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