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暗き炎(上) チューダー王朝弁護士シャードレイク 集英社文庫
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暗き炎(上) チューダー王朝弁護士シャードレイク 集英社文庫

C.J.サンソム(著者), 越前敏弥(訳者)

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暗き炎(上) チューダー王朝弁護士シャードレイク 集英社文庫

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2013/08/21
JAN 9784087606706

暗き炎(上)

¥880

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2015/04/10

イギリスで人気の歴史ミステリです。 「チューダー王朝弁護士シャードレイク」に続くシリーズ2作目。 ヘンリー8世の時代というのが、ミステリとしては初かな。 興味がある時代なので、とても嬉しいです☆ 1540年、1作目の3年後。 弁護士のマシュー・シャードレイクは愛馬チャンセリーに...

イギリスで人気の歴史ミステリです。 「チューダー王朝弁護士シャードレイク」に続くシリーズ2作目。 ヘンリー8世の時代というのが、ミステリとしては初かな。 興味がある時代なので、とても嬉しいです☆ 1540年、1作目の3年後。 弁護士のマシュー・シャードレイクは愛馬チャンセリーに乗って、今日も訴訟の打ち合わせのために市庁舎へ向かう。 宰相クロムウェルに眼をかけられていたが、3年前の事件から、やや距離をおいていました。 少女が12歳の従弟を殺した罪で捕まり、黙秘している事件を依頼される。 当時は、なんと刑事事件には弁護士はつかないという‥刑事事件で逮捕されるほどの人間は犯人に決まっているから、らしい?! しかも黙秘すれば、拷問と決まっていて、それで死ぬことになってしまう。 なんとか引き延ばそうとするシャードレイクに、クロムウェルから仕事の依頼が来る。 引き延ばしをはかってくれる代わりに、「ギリシャ火薬」の謎を追えというのだ。 古来の秘法が最近ひそかに作られたらしいのだが、それは本来、王の財産。敵国にわたれば大変なことになるかもしれないのだ。 6回結婚したヘンリー8世だが、今はアン・クレーヴズが王妃。ところが、ドイツから来たこの妃を見た途端に気に入らず、結婚は事実上成立していない。 この結婚話を進めたクロムウェルも、失脚寸前。 ノーフォーク公が勢力を伸ばし始めていた‥ 当時の様子がいきいきと描写され、魅力的です。 今から見れば野蛮な時代でも、弁護士の仕事は判例を調べたり書類を作ったりと難しそう。 当時ならではの事情が盛り込まれて、命の危険にも晒される冒険譚。 美しい未亡人レディ・オナーや、クロムウェルの配下でシャードレイクを助けて働くことになるジャック・バラクも登場。 これがやたらとカッコイイ青年で、主人公の見た目を補うよう? シャードレイクも顔は知的で悪くないらしいけど、亀背(脊柱後湾症)というハンデがあるため、やや屈折ぎみ。 40歳間近の男が二つの事件を抱えて、真面目に奮闘します。 もう先が気になって~~しょうがないですよ!

Posted by ブクログ

2015/02/07

前の本の犯人が何となくしか思い出せない。ストーリーより文化や思想を楽しむ本ということで。 この前読んだ「エルサレムから来た悪魔」より200年ぐらい後。 シャードレイクたちが解っていない、ギリシャ火薬が何か分かってるので、もどかしい。 全く犯人の見当がつかないまま、下巻へ。

Posted by ブクログ

2014/05/05

ハラハラするが、シャードレイクは相変わらずイライラしながらもコツコツ調査をしている。中世の匂い立つ描写、物語に入り込めてとても面白かった。

Posted by ブクログ

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