商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2013/08/19 |
JAN | 9784569814711 |
- 書籍
- 新書
成長戦略のまやかし
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成長戦略のまやかし
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商品レビュー
3.2
10件のお客様レビュー
やたら断定口調である割には論理的な説明がほとんどなく、まったく説得力のない文章である。例えば特区についてその定義を明確にしないので、読者と認識がずれたまま議論が進んでいく。必ずしも特区=東京優遇ではないはずだ。また円安は輸出メーカーに値下げして増産する誘因を与えるから、明らかに...
やたら断定口調である割には論理的な説明がほとんどなく、まったく説得力のない文章である。例えば特区についてその定義を明確にしないので、読者と認識がずれたまま議論が進んでいく。必ずしも特区=東京優遇ではないはずだ。また円安は輸出メーカーに値下げして増産する誘因を与えるから、明らかにプラスに作用する。著者は完成品以外のメーカーの経営事情をご存じない。材料・部品こそが日本の強みなのに。これ以外にも事実誤認、根拠を明示しない断定など数多く、勢いだけの机上の空論の印象が拭えない。 ただ著者の思想に通底する「箱より人」の発想は素晴らしい。大企業の設備投資を助成するくらいなら、教育に投資すべきというのは正しい政策だ。ドイツのように大学と高等職業教育の2本立てにする提言もやってみる価値があるだろう。個人的には高等教育の学費を大幅に下げるか、学生に直接給付して家庭の経済状況に関係なく教育を受けられるようにするのが第一歩だと思う。 そういう政策は支配者層の地位を危うくするから、今後も実現しそうにないけれども。
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今や古いがタイトルに惹かれて図書館で借りて読む。 「XXXは誤りである。」という断定口調が鼻に付くが、四年後の今読むとそれなりに当たっているような。。 「企業は箱に過ぎない」という主張は、民間企業に勤めたことのない元官僚、学者の弁、という気はするが、理路整然とした論調は割と好きな...
今や古いがタイトルに惹かれて図書館で借りて読む。 「XXXは誤りである。」という断定口調が鼻に付くが、四年後の今読むとそれなりに当たっているような。。 「企業は箱に過ぎない」という主張は、民間企業に勤めたことのない元官僚、学者の弁、という気はするが、理路整然とした論調は割と好きな方だ。
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言わんとしていることはよく分かるのだが、納得感が薄い。 敢えて極論しているという面もあるだろうし、そもそも本というのは著者の主張をするものではあるけれど、なんか目につく・・・ 正しいことが書かれている気もするのだが。
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