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現代語訳 蜻蛉日記 岩波現代文庫 文芸225
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現代語訳 蜻蛉日記 岩波現代文庫 文芸225

室生犀星【訳】

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現代語訳 蜻蛉日記 岩波現代文庫 文芸225

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2013/08/22
JAN 9784006022259

現代語訳 蜻蛉日記

¥1,144

商品レビュー

3.5

7件のお客様レビュー

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2024/04/29

かなり正直に気持ちをぶっちゃけていて、心配になってしまうほど。当時、周りの反応はどうだったのかしら。その分、平安時代を身近に感じられた。

Posted by ブクログ

2023/11/28

国語教師をしている友人から勧められ、こちらの本のレビューに惹かれてお取り寄せ。 室生犀星の現代語訳でとても分かりやすい。和歌の解説も丁寧。兼家から求婚の文和歌を何度も送られて熱烈アプローチ受けるうちに心を許して長男まで設けたが、夫の心移りへのいじけ具合や正妻時姫とのやり取りがなん...

国語教師をしている友人から勧められ、こちらの本のレビューに惹かれてお取り寄せ。 室生犀星の現代語訳でとても分かりやすい。和歌の解説も丁寧。兼家から求婚の文和歌を何度も送られて熱烈アプローチ受けるうちに心を許して長男まで設けたが、夫の心移りへのいじけ具合や正妻時姫とのやり取りがなんともじれったい。確かに自分のところへ行くといいつつ来なかったり、家の前を通った余韻を漂わせて他の女性のところへ行ってしまうのは腹立たしいか。でもせっかく顔を出してくれた時ぐらい素直になればいいのに、キレ気味でつらく当たる態度ばかりだとますます縁遠くなるのだと思うけれど。 「どうして来ない、訪れない、憎らしい、悲しい、と言って、なぐったりつねったりすりゃいいじゃないか」と兼家に言わせてしまうまでに。 伏見稲荷神社、賀茂神社などへの参拝の様子は観光している気分。母想いで芸達者な息子の道綱が、心寄せる人への和歌は切ない。想い人が他へ嫁いてしまっても未練を残す息子と自分の不憫さと抱えながらも歳の暮れを迎えて終わる。 付き合い始めの頃 人知れず今や今やと待つほどに返り来ぬこそわびしかりけり (こっそりと今か今かとお待ちしているのに、御返事のこないのは心細いことです) 夕ぐれの流れ来るまを待つほどに涙おほゐの川とこそなれ (夕ぐれを待っている間にもう涙が頬ににじんできます。会いたくて) 思ふこと大井の川の夕ぐれは心にもあらず泣かれこそすれ (物おもいの多い夕方は、すぐにもかなしくなってまいります) 『相変わらずはかない日常であることを思うと、こんなことを書きしるしていることも、あるかなきかの感じがして、ちょうど「かげろうの日記」とでも名づけたらよいのであろう。』 大空をめぐる月日のいく返り今日行く末にあはむとすらむ (空ゆく月日が繰り返すように、末長く年月を重ねることだろう) 道綱から想いを寄せる人への歌 狭衣のつまも結ばぬ玉の緒の絶えずみ世をやつくさむ (着物の褄も結ばれないようなはかない命が、あなたのお心しだいで、耐えようとしたり絶えなかったりして、一生を終えるのでしょうか)

Posted by ブクログ

2023/02/20

⑨ 開始:2023/2/20 終了:2023/3/4 感想 宮廷の煌びやかさと人の想いの瞑さ。それでも歌に乗せてしまえばどこか清々しさすら感じさせる。女性の心情の変化はまるで秋の空。

Posted by ブクログ

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