商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2013/07/17 |
JAN | 9784334037550 |
- 書籍
- 新書
蔵書の苦しみ
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蔵書の苦しみ
¥858
在庫なし
商品レビュー
3.7
46件のお客様レビュー
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私のような気になる本を買い漁ったり、好きな作家さんの新刊を追いかけるだけの人間でも本棚はミチミチになっていくので資料必須な物書きさんや古書マニアの方の本の増え方は尋常ではないだろうなと・・・。 教訓5、6、10、11にウッとしていましました。 9のトランクルームとか、お金あったらやりたいなーとか思っていただけに心に刺さりました、 本好きというより本を蒐集する癖のある人だったら刺さりそうな話が満載でした
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蔵書は健全で賢明でなければならない、多すぎる本は知的生産の妨げ、本棚は書斎を堕落させる、自分の血肉と化した500冊があればいい、机のまわりに積んだ本こそいきる……などなど格言ともいえる言葉が並ぶが、読書人にとって本の保管スペースは頭の痛い問題。『蔵書の苦しみ』は永遠の命題でもある...
蔵書は健全で賢明でなければならない、多すぎる本は知的生産の妨げ、本棚は書斎を堕落させる、自分の血肉と化した500冊があればいい、机のまわりに積んだ本こそいきる……などなど格言ともいえる言葉が並ぶが、読書人にとって本の保管スペースは頭の痛い問題。『蔵書の苦しみ』は永遠の命題でもある。そんな『蔵書の苦しみ』をどのように解決するかを考えつつ、一方で『苦しみ』を何処か楽しんでいるようにも語っている。本好きになら『蔵書の苦しみ』を惚気ける気持ちが解ると思う。私も結構な量の蔵書があるので、ちょっとまずいなと思っていたが、本書に登場する桁違いの量にかえって安心してしまった。これからも『蔵書の苦しみ』を味わいながら読書ライフを送ります。
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本好きにとって、買い集めた蔵書をどのように保管処分するかは重要な問題である。 書評家の著者も、蔵書のあり方処分方法について、周りの人々や先人たちの事例を引きながら考察している。 話は14話にまとめられ、それぞれに簡単な教訓を得る。 蔵書の教訓 1 本は想像以上に重い。 2階に置きすぎると床が抜ける。 2 自分のその時点の鮮度を失った本は一度手放すべし。 3 古本屋さんに買取依頼して、どんな本がどれだけあるかを告げる 4 本棚は書斎を堕落させる。 必要な本が手に届くところに 5 ダンボールに貯める本は死滅。背表紙を可視化すべき。 6 本棚は地震に弱い。 危機管理をする。 7 蔵書はよく燃える。 火災に注意。 8 本は家に負担をかける。 新築の時は重さを計算。 9 トランクルームはすぐにいっぱいになる。 10 三度四度と読み返される本を一冊でも多く持っている人が真の読書家。 11 実生活とコレクターシップを両立させるためには規則正しい生活をすべし。 家族の理解も得られる。 12 紙の本を愛する人間は電子書籍に向かない。蔵書の苦しみは解決しない。 13 地味な純文学の作品は売ってしまっても図書館で再び出会える可能性が高い。閉架図書扱いをチェック。 14 蔵書処分の最終手段。 自宅での一人古本市がおすすめ。 うまく売るためのポイントは値段の付け方。 我が家にも、著者ほどではないが約4000冊の本があり、引っ越しの時に半分を処分したが、この本に出てくる愛書家たちの気持ちがよく分かる。 本に囲まれる幸せが崩壊して、我が家の一部を失ったような感じがした。 この本にはいろいろ考えさせられることも多くて大変面白かった。
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