商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 世界思想社 |
発売年月日 | 2013/07/20 |
JAN | 9784790715955 |
- 書籍
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忠犬はいかに生まれるか
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忠犬はいかに生まれるか
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忠犬と国民国家形成、動物愛護運動の関係について。 ハチ公: 日本犬保存のシンボルにしようとする動きがあったが、結局忠君愛国のプロパガンダに使われた。 グレイフライアーズ・ボビー: 実話とされるが、真相には謎も多い。だが、それにもかかわらずこの物語は当時のイギリスにおける狂犬病の流行と犬登録税に対抗する動物愛護運動に利用されていた。 フランダースの犬: ベルギーでは日本人向けの観光資源に。原作はウィーダというペンネームのイギリス人で、数奇の人生を歩んだ。英国においては彼女の作品は忘れられるが、アメリカでは教育手段としての児童文学として受容された。日本へもアメリカを通して紹介される。 国民国家の成立と同時期?に動物愛護運動も盛んになったし、また国民国家形成にの際の道徳教育にも、これらの忠犬の物語は使用された。 文明化と動物愛護につながりがあると著者は考えているようであるが、そのつながりの具体像がいまいち見えてこなかった。
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