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幕末江戸下町絵日記 町絵師の暮らしとなりわい
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幕末江戸下町絵日記 町絵師の暮らしとなりわい

福原敏男(著者)

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幕末江戸下町絵日記 町絵師の暮らしとなりわい

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 渡辺出版
発売年月日 2013/03/01
JAN 9784902119169

幕末江戸下町絵日記

¥2,640

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2022/07/15

幕末江戸の絵師、福田永斎の絵日記から読み取る暮らしと仕事。 本書掲載の資料について 「福田永斎絵日記」(土屋家本) 「福田永斎絵日記」(福原本) 「浅草山谷書画会図」 論考 巻末資料:本書掲載の資料と同時代の江戸を中心とする主な出来事 参考文献、謝辞 幕末江戸の受注専門の専業絵師...

幕末江戸の絵師、福田永斎の絵日記から読み取る暮らしと仕事。 本書掲載の資料について 「福田永斎絵日記」(土屋家本) 「福田永斎絵日記」(福原本) 「浅草山谷書画会図」 論考 巻末資料:本書掲載の資料と同時代の江戸を中心とする主な出来事 参考文献、謝辞 幕末江戸の受注専門の専業絵師、福田永斎が速筆で日常生活を 記録し、残した絵日記をカラー画像で紹介、解説している。 土屋家本は、1864年(元治元年)9月4日~10月29日。 福原本は、1865年(元治元年、4月19日から慶応)4月朔日~5月10日。 永斎筆ではない浅草山谷書画会図は、1863年?6月後半の 当時の書画会の様子が描かれている、参考的な資料。 続いて論考では、近世絵日記の解説。 永斎の師、佐竹永海について。 絵日記に記録された、他の絵師や文人たちとの交友関係。 それらを基にして絵日記を眺めれば、当時の様々な記録が見える。 絵師としての扇、屏風、正月用の大黒図、端午幟、 天井画、仏画、柱隠し絵等の制作、模写や写生の様子、 材料や筆などの制作に必要な、諸々の事。 衣食住、寺社参拝、火事等の出来事。 親交のあった相撲取り、御舟潟との関係で描かれる大相撲の様子。 「浅草山谷書画会図」は当時の書画会が老若男女も貴賤も 問わず参加出来るイベントであって、永斎もこういう書画会に 参加して、即興の絵を描いていたであろうと思われる。 論考での説明を読まないと分かり難いこともありますが、 絵が洒脱で当時の生活や風俗が見やすい印象です。 福田永斎の、他の絵日記や真筆の絵が更に発見されることにも、 編者同様に期待します。

Posted by ブクログ

2014/08/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

江戸の絵師が綴った絵日記。 ささっと墨で描かれているけど、絵とちょっとした吹き出しで雰囲気がよく伝わってきます。 ただ絵と説明文が離れているので読みづらかった。

Posted by ブクログ

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