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真珠湾収容所の捕虜たち 情報将校の見た日本軍と敗戦日本 ちくま学芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2013/07/12 |
JAN | 9784480095602 |
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真珠湾収容所の捕虜たち
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真珠湾収容所の捕虜たち
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商品レビュー
4.2
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
めっちゃ面白かった。図書館で借りたけど半分読んだあたりでネットで買って届く前に最後まで読んでしまった。 真珠湾、捕虜、敗戦、とくればなんとなく凄惨な話が多いのかと思ったけどアメリカ人視点ってどんな感じなのかと興味が湧いて読んでみた。ら、フィクション?って思うぐらい希望がある話やちょっと笑える話があった。でも著者も、酷い暗い話は他に本たくさん出てるから、と断っていたのでワザとそういう視点では書かないように気をつけて書いているみたい。かといって辛い話が無いわけでもなく、それは肉体的にグロいとかじゃなくて精神的に揺さぶられるような話だった。 著者が日本のこと好きなんだな〜って端々から伝わるのと気さくな人なので、本の中の面白い話を他の人に話すとき私もつい「ケーリさんがさぁ」と言ってしまう。 ある時、捕虜たちの中で野草を育てるのが流行ったことがあって、一人の捕虜がトマトを一生懸命育てていた。鈴なりになってるのを見て「すごいですね」ってケーリさん(アメリカ軍の将校)がお世辞を言ったら気を良くした捕虜があげるって差し出してきた。いいよ、悪いよ、と断ったんだけどあげるって。で、断るのも悪いから、その酸っぱい以外に味がないトマトを目をつぶって飲み込んだっていう小ネタとか、国とか立場は置いておいて、人と人って感じが面白かった。 私にとっては難しい話もあって今は理解ができないところもあったけど何回も読みたい本だと思った。
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太平洋戦争のさ中、こんなアメリカ人がいたのだ。そして草の根で、一隅で、日本の戦後に影響を与えていたのだ。知らなかった。
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著者が祖父と同じ小学校だったらしいので読んでみた。 最初の方の捕虜の人間模様や葛藤などは非常に面白かったが、後半の戦後の日本の描写が読んでいて辛い。 愚かなマスコミや上層部、学生などは今の日本にそのままあてはまる。 憲法解釈や秘密保護法などバシバシ決まっていってしまっている今こそ...
著者が祖父と同じ小学校だったらしいので読んでみた。 最初の方の捕虜の人間模様や葛藤などは非常に面白かったが、後半の戦後の日本の描写が読んでいて辛い。 愚かなマスコミや上層部、学生などは今の日本にそのままあてはまる。 憲法解釈や秘密保護法などバシバシ決まっていってしまっている今こそ読んでおいた方がいいと思う。
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