モテの定理 女心を知り、恋愛勝者になる究極の戦略

ぐっどうぃる博士【著】

• 内容紹介: //付属品～DVD付
• 販売会社／発売会社: ソフトバンククリエイティブ
• 発売年月日: 2013/06/29
• JAN: 9784797369199

商品レビュー

2015/09/23

ビジネスにおける成功法則のアナロジーを、恋愛市場に展開した本。
戦略的には正しいことが書かれていると思う。
あとは、この戦略に則った戦術のストックをどれだけ増やせるかが重要か。

◾️四つの役割
性的な役割
- サバイバルスキル
センス、問題解決力、向上心、安定性
- ケアスキル
優しさ、エンターテインメント力、気配り力、リスクの少なさ、誠実さ
結婚相手としての役割
パートナーとしての役割
自由を邪魔しない役割

→理想の男性とは、四つの役割から成る価値が誰より高く、その女性だけを見てくれる誠実な人

◾️価値の時間軸
短期的価値、中期的価値、長期的価値

自分が価値を提供できる市場で勝負する
相手が求めている価値と自分が提供できる価値が一致するように、数をこなす
アプローチには押せ押せアプローチと受け身アプローチの二つがある

◾️市場のなかでモテるために必要な要素
価値がある
貴重である
露出している
自己主張がない

利害で繋がっている関係
共感で繋がっている関係
利害で繋がっている関係は、自分よりも強力な利益を提供できる競争相手が現れると、負けてしまう

ブランディングにより、全ての接点で、相手が求める価値を提供し続ける

◾️女性を理解する
女性は好きになった相手にダメ出しをしてしまう
年齢がいくと、ベタな演出を好むようになる
若いと、新しい体験を重視する

◾️プロファイリング時に持つべき視点
相手からどれくらい恋愛対象内、対象外と思われているか
恋愛至上主義か非恋愛至上主義か
察する能力が高いか低いか
女性は自分を自分が目指す美女の定義に近づけたいと考えている。美女の定義には、仕事を頑張る、とか、教養を持っている、とかも含まれる
女性は、楽しみたい生き物。
男性は、学びや体験を重視する生き物。
実りのないフワフワとした会話をするように心がける
人はもっともらしい理由を信じる

◾️モチベーション
正しい方法で努力する
モチベーションを維持する

環境によってモチベーションはつくられる
手に入りそうで入らない距離感
感情のコントロールの頻度が高いほど疲弊しやすい
ランダムウォークにより、人生に意外性や偶然性を取り込む。例えば、人からの誘いを断らないとか。全体の10ー20パーセントをランダムウォークとするのが望ましい

2013/09/05

このド直球のタイトルは書店で手に取るのが恥ずかしい。
かもしれないけれど、ぜひ手に取ってほしい。

いわゆるモテ本なんだけど、
有名な本からの引用があったり、
著者の理論的な考察があったり、
まさに定理の様に体系だって整理されているので、
モテの入門にピッタリ！

モテるよ～って人も、モテたいよ～って人も、
男性なら一度は読んでみてもらいたい一冊。