性犯罪報道 いま見つめるべき現実 中公文庫

読売新聞大阪本社社会部【著】

• 販売会社／発売会社: 中央公論新社
• 発売年月日: 2013/06/22
• JAN: 9784122057982

商品レビュー

2024/05/25

読売新聞大阪本社社会部による性犯罪について及び対策Q&A

マスメディアではタブーとされるような性犯罪の実情が伺えて、また裁判員制度導入期のことも含めて裁判に関することなども知れて勉強になる。

性暴力が、いかに日常的に行われていて、被害者の心身に深刻なダメージを及ぼすのか知って驚いた。

これらのことは人々に広く知られるべきであるように思う。

2018/10/13

性犯罪について被害者と加害者双方の視点、海外の状況、司法の問題など、一通りカバーされており勉強になる。最後の方は読んでいて応報的正義について考えさせられる。

2015/06/28

性犯罪報道は、書くほど被害者が特定される可能性があり、記事に触れるほど被害者が傷付く可能性は高まる。凄惨さや、過激さにとらわれず、被害者の状況を客観的にまとめており、今のマスコミで書けるのはここまでかな、という印象。