商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2013/06/18 |
JAN | 9784086194174 |
- コミック
- 集英社
魔人探偵脳噛ネウロ(文庫版)(12)
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魔人探偵脳噛ネウロ(文庫版)(12)
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商品レビュー
4.4
7件のお客様レビュー
謎を食うことで生かされる魔人、謎を食い物として捉える発想が独創的すぎて面白かった。ネウロの「すべての人間は我輩の食糧であり我輩の所有物だ。我輩だけがいじくる権利を持っている」とシックスの「すべての人間は私の敵であり私の所有物だ。私だけが壊す権利を持っている」は相違した背徳的な倫理...
謎を食うことで生かされる魔人、謎を食い物として捉える発想が独創的すぎて面白かった。ネウロの「すべての人間は我輩の食糧であり我輩の所有物だ。我輩だけがいじくる権利を持っている」とシックスの「すべての人間は私の敵であり私の所有物だ。私だけが壊す権利を持っている」は相違した背徳的な倫理観のぶつかり合いで刺激的だった。けれども、大筋のサイやシックスとのバトルよりも、数話完結式のミステリーをもっと読んでいたかった。フーダ/ハウダ/ホワイダニットどのミステリーの切り口からも描かれていた。ヤコが「犯人はお前だ」と言ってから犯人に指を刺すと犯人の顔が事件を模した顔に変化して殺人の動機を自白し始めることが印象深い。美容師の犯人は顔がハサミを模したり、他人にノルマを下すことに嗜虐性を覚える犯人は顔にグラフが描かれたりと分かりやすく狂気性が露呈していた。パイロキネシス(実際にはチューブと油を使ったトリック)のキャラクターの笑い方が「火火火」なのが分かりやすくて好きだ。次作『暗殺教室』の殺せんせーの笑い方「ヌルフフフ」的なシュールさがあった。探偵事務所の壁に体が埋められたままで一つ結びの髪だけが壁の隙間から出ているキャラクターのあかねちゃんが謎のままだったが、あかねちゃんという謎がある限り、ネウロが生きていそうでゾクゾクしながらワクワクさせられた。
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綺麗な終わりかたしたなーと思います。弥子とネウロの関係性が変わって良かったなと。この2人はやっぱり良いです。ドSなくせにボケなネウロとツッコミな弥子と。良いコンビだと思います。
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とても綺麗な終わり方で、とてもよかった。作者がとても大きな視野で取り組んでいたことが素晴らしいと思いました。愛のある作品というのは、表現が強くても良いものだと痛感しました。現在、作者が取り組んでいる連載も面白いので今後を期待します。
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