商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2013/05/22 |
JAN | 9784103340515 |
- 書籍
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ふたつめの庭
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ふたつめの庭
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商品レビュー
3.6
66件のお客様レビュー
保育園を舞台にした保育&ラブストーリー、かな。 絵本がいろいろ出てくるのが、楽しい。 保育園のあれこれ、共感するところもあれば、これはないのではと思うところもあり(特に恋愛がらみ)。うーん、保育園での恋愛沙汰なんて、聞いたことないなぁ。ここはやたらシングルの家庭が多いみたいだか...
保育園を舞台にした保育&ラブストーリー、かな。 絵本がいろいろ出てくるのが、楽しい。 保育園のあれこれ、共感するところもあれば、これはないのではと思うところもあり(特に恋愛がらみ)。うーん、保育園での恋愛沙汰なんて、聞いたことないなぁ。ここはやたらシングルの家庭が多いみたいだから、あるのかなぁ。 最後卒園式の場面では、先日の我が子の卒園式を思って、若干うるっ。でも、「長い子で七年間」ってそんなことある?と、変なとこ気になってしまった。
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読んでいて、保育園の子供達の様子がとてもリアルだと思った。 無邪気ながらも、小さな変化を感じ取り、大人が考えている以上にたくさんのことを考えている。 子供達の行動の理由なども、そうだったのかと 納得するものだった。 喧嘩したからでなく、興味のあるものやその時のマイブームで、遊ぶ相...
読んでいて、保育園の子供達の様子がとてもリアルだと思った。 無邪気ながらも、小さな変化を感じ取り、大人が考えている以上にたくさんのことを考えている。 子供達の行動の理由なども、そうだったのかと 納得するものだった。 喧嘩したからでなく、興味のあるものやその時のマイブームで、遊ぶ相手がいつの間にか変わることは、自分が幼い時もそうだった記憶があるのに、本書を読むまですっかり忘れていた。 また、美南の子供達への愛情の深さには好感が持てた。 特に母親が居たほうが良いか悩む隆平に、本屋さんで美南が話す言葉や考えが、個人的には感動した。 恋愛も子供のことを第一に考え、職場でもケジメをつけようとする姿勢が素敵だった。 最初の章での絵本がヒントになる下りは、少しこじつけのように思ってしまった。 また隆平のヒントが、答えをほぼ言ってるくらい的確過ぎる。 この2点には、少し違和感を感じてしまった。 それでもお仕事恋愛小説として、最後まで楽しく読める一冊だった。
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保育園で起こるプチミステリ。 保育士の美南と、息子の旬太を預ける父子家庭の隆平の間に芽生えた気持ち。 園児とその母親がいなくなってしまい、困り果てる父親と美南たちが旬太が覚えてくれていた絵本にヒントがあったこと。 保育園をうろつくようになった彼は、かつての卒園児で、養子に行...
保育園で起こるプチミステリ。 保育士の美南と、息子の旬太を預ける父子家庭の隆平の間に芽生えた気持ち。 園児とその母親がいなくなってしまい、困り果てる父親と美南たちが旬太が覚えてくれていた絵本にヒントがあったこと。 保育園をうろつくようになった彼は、かつての卒園児で、養子に行った兄の当時の製作物を一緒に探すことになり、兄の本当の思いを知ることになる。 園行事の夏祭りに向けての準備と、母子家庭の母マリ子が隆平にアプローチをしていること、イラストを描くのが好きな美南のタッチに隆平が気づいてくれていたこと。 隆平の別れた元妻が、突然園に来て一度は帰ってもらったものの、戸惑う美南と隆平が別れた理由と、息子の旬太の気持ち。 園児が持ち出した母親の指輪が紛失してしまい、落胆する親子と、なんとか見つけ出してあげたいと願う美南と協力してくれた隆平。 熱を出した隆平を気遣いながらも何もしてあげることができない美南のもどかしさ。 保育士としての立場、一人の人間としての隆平に対する思い、考えて、出した美南の決断。 いいねえ。 保育園や幼稚園で過ごした時間は、誰にとっても宝物。
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