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板垣恵介(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 マガジンハウス
発売年月日 2013/05/23
JAN 9784838724727

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商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2023/01/06

『刃牙』シリーズを描き終えた作者板垣恵介が初めて語る、その生き様とは? 「俺自身が刃牙と勇次郎が結着をつけないことに辟易としていた。」 「先生と出逢い、少林寺拳法を始めていなければ、絶対に自衛隊に入っていない。自衛隊に入っていなければ、空挺に進むことがなかった。空挺に行ってない...

『刃牙』シリーズを描き終えた作者板垣恵介が初めて語る、その生き様とは? 「俺自身が刃牙と勇次郎が結着をつけないことに辟易としていた。」 「先生と出逢い、少林寺拳法を始めていなければ、絶対に自衛隊に入っていない。自衛隊に入っていなければ、空挺に進むことがなかった。空挺に行ってないということは漫画家にもなっていない。」 「刃牙は俺にしか描けなかった物語。」 「刃牙は俺の人生が反映されていると、言われる。俺が歩んできた人生は、変えることができないし、否定もできない。」 「どうしても、勝てないんだって想いを息子が持つ、そんな父親に俺はなりたかった。」 「『矢沢永吉激論集―成りあがり』 一瞬にして、ハマった。」 「強さとは「我儘を通す力」という考えが、勇次郎が生まれて10年ぐらい経ってから現れるようになった。」 最強の格闘漫画を描いた板垣恵介の半生を檄白した自伝。 板垣恵介は、小さい子どもの頃から高校で寮生活に入るまで、兄貴に暴力を振るわれていた。パシリにされ、プロレスごっこに付き合わされ、虫の居所が悪いと半殺しの目にあった。父親は、そんな自分と兄貴の主従関係に見て見ぬふりをした。父親には、理屈抜きにかなわない圧倒的な存在であって欲しいという思いを、範馬勇次郎に込めた。 「刃牙シリーズ」の「強さとは、我が儘を通す力」という考えには、武術の先生が武術を追求していくと最終的に精神的な領域に入り人や世界との調和を修練の理由にすることへの板垣恵介が感じた違和感がある。「喧嘩だけは負けたくねぇんだよという人間が続けるのが武術なのに、その主張を武術家が抑えるのはおかしい」という違和感が、「強さとは、我が儘を通す力」という考えに到達した。 板垣恵介が、少林寺拳法を学んだのは「空手バカ一代」にはまったから。高校の少林寺拳法部の顧問・横尾栄二先生にマンツーマンで少林寺拳法を教わった板垣恵介は、高校2年の体力テストで腕立て伏せと腹筋で校内トップになった。横尾先生とは、師弟を越えて親しい関係になり、板垣恵介にとって恩師となった。少林寺拳法の柔法を使った板垣恵介の武勇伝に、道路に出て立ち塞がるおばちゃんを板垣恵介が道路の端っこに連れていって手首を極めて転がして動けなくしたというエピソードがある。 高校卒業後配送の仕事をしていた板垣恵介だが、休憩時間に拳立てをしていた時に注意され、「休憩時間に腕立て伏せして褒められる仕事は、何か?」と考え、自衛隊に入ることにした。空挺部隊に所属となった板垣恵介は、ボクシングを始めた。ライト級で板垣恵介は、最強だった。プロボクサーを目指し、自衛隊体育学校入学を控えていた板垣恵介は、血液検査でB型肝炎になっていることが分かり、ボクシングを断念した。 板垣恵介は、もう1つの夢、漫画家を目指した。妻には内職を許さず借金させ、「漫画で一家を食わせる」一心で板垣恵介はデビューを目指した。「メイキャッパー」の原稿料は、娘の幼稚園入学金になった。他人の評価が、自信に繋がった。自己信頼を失わないために漫画を続けた。 板垣恵介の作品の根源の秘密、人間力を知ることが出来る自伝。

Posted by ブクログ

2013/07/21

「グラップラー刃牙」は全巻そろえ、「バキ」も多分買った、けど「範馬刃牙」は一冊も買わなかった。この間に僕は刃牙に近い年齢から年を重ねて息子が刃牙ぐらいになっていた。エア味噌汁の話は、読む前に息子から聞いた気がする。 さて本書は、そういう人向けに書かれているのかな、と思いきや、父と...

「グラップラー刃牙」は全巻そろえ、「バキ」も多分買った、けど「範馬刃牙」は一冊も買わなかった。この間に僕は刃牙に近い年齢から年を重ねて息子が刃牙ぐらいになっていた。エア味噌汁の話は、読む前に息子から聞いた気がする。 さて本書は、そういう人向けに書かれているのかな、と思いきや、父と子の、どちらかというと子側の要素が強いかな、と感じた。それでも、刃牙教というか、板垣教の信者にとってはたまらないものなのだろう。僕はいつのまにかフェードアウトしていたので、けっこう冷めて読んでみると、作品も作者も幼稚という言葉に尽きる。 しかし幼稚故に、何かのきっかけで激変する。それはもう出来ない大人が多いだろうからね…。

Posted by ブクログ

2013/07/03

訳あって無料で手に入れた本。 何かの雑誌で、誰かが書評を書いていたものが記憶に残っていた。 表紙を見た瞬間に「これは!」と思い、お願いして譲り受けた。 内容は全く知らぬまま、なんとなく読み始める。 刃牙の外伝モノか何かかと思いきや、エッセイというか自伝モノ。 120ページ...

訳あって無料で手に入れた本。 何かの雑誌で、誰かが書評を書いていたものが記憶に残っていた。 表紙を見た瞬間に「これは!」と思い、お願いして譲り受けた。 内容は全く知らぬまま、なんとなく読み始める。 刃牙の外伝モノか何かかと思いきや、エッセイというか自伝モノ。 120ページ程の文章にも関わらず、強烈に胸に残るフレーズやメッセージを感じ取れた。 二時間もあれば読めてしまう内容ではあるが、衝動、行動を駆り立ててくれる一冊。

Posted by ブクログ

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