商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 実業之日本社 |
発売年月日 | 2013/05/17 |
JAN | 9784408551234 |
- 書籍
- 文庫
私の生活流儀
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私の生活流儀
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商品レビュー
4.2
15件のお客様レビュー
「私の財産告白」に続き、Kindleにて読了。 70年以上も前の古い本であるが、現代でいうエコノミスト、ミニマリストといった思考が垣間見える。 世の中の潮流に惑わされず、シンプルに、愉快に生きていくための人生論を、時折ユーモアをまじえながら淡々と説いている。 この時代にこんな柔...
「私の財産告白」に続き、Kindleにて読了。 70年以上も前の古い本であるが、現代でいうエコノミスト、ミニマリストといった思考が垣間見える。 世の中の潮流に惑わされず、シンプルに、愉快に生きていくための人生論を、時折ユーモアをまじえながら淡々と説いている。 この時代にこんな柔軟な思考を持つ人がいたんだなという驚き。 当時86歳だったそうで本人は自分のことを凡人と言っているが、エネルギッシュすぎて超人である。そこは納得できなかった(褒め言葉)。 何度でも読み直したいと思える名著。
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お金ではなく、自らの生活の中で意識していることをエッセイのように、まるで孫にでも話しかけるように伝えてくれます。特に二宮尊徳を例に出した草むしりの話は現代においても、今後人として生きていく中で変わらずに存在する黄金律のような言葉だと感じました。この言葉や本多先生の考えに触れられる...
お金ではなく、自らの生活の中で意識していることをエッセイのように、まるで孫にでも話しかけるように伝えてくれます。特に二宮尊徳を例に出した草むしりの話は現代においても、今後人として生きていく中で変わらずに存在する黄金律のような言葉だと感じました。この言葉や本多先生の考えに触れられるだけでも一読の価値は大いにあると感じました。
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自分よりも100年前に生まれた人が、その時代のクセに影響を受けることなく書かれた本という気がする。「この御義理と申すのが、どうも文字通り義理に適っていないのだからはなはだ困りものである」この面倒さを昭和26年に言い、かつ「社交生活の眼目は相互の実意を通わせ合うにある。一切はその精...
自分よりも100年前に生まれた人が、その時代のクセに影響を受けることなく書かれた本という気がする。「この御義理と申すのが、どうも文字通り義理に適っていないのだからはなはだ困りものである」この面倒さを昭和26年に言い、かつ「社交生活の眼目は相互の実意を通わせ合うにある。一切はその精神を主にし、形式は従に」とまで言い切る。これは立派である。令和の時代になっても形式が重要視されるケースがいかに多いか。最近そういう考え方と戦ってばかりいる気がする。「人生即努力、努力即幸福」という処世観、これが86歳時の結論、到達点なのだろう。自分は現在55歳。無理はしないが、だからといって成長を拒むような遠慮はしない。前向きに、貪欲にやっていこう。
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