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10年後の世界 これからのグローバル経済を激変させる12のトレンド
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループホールディングス |
発売年月日 | 2013/05/11 |
JAN | 9784041104644 |
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10年後の世界
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
先進国では移民政策が活発であるが、同時に貧しい国での国内の人口流出が問題。これはさらに格差を生む。国にとって中間層の人口を維持する必要性。
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本書は2013年に出版された、10年後の世界を考察した本。その本を約10年後の2021年に読んでいる。冒頭の著者の序文には2011年9月とあるので記載されている内容的にはほぼ10年後が今日だと言える。 書籍を購入するときは、もちろん読むつもりなのだが、購入するだけで満足してしまう...
本書は2013年に出版された、10年後の世界を考察した本。その本を約10年後の2021年に読んでいる。冒頭の著者の序文には2011年9月とあるので記載されている内容的にはほぼ10年後が今日だと言える。 書籍を購入するときは、もちろん読むつもりなのだが、購入するだけで満足してしまうような時期もあった。と言い訳がましいこともいいつつ、10年前に10年後について書かれた本を読む体験は、過去の世界にタイムスリップした未来人のような気分を味わえる。こんな読み方もありだなぁと思った。 12の切り口で、経済社会がどのように変化をしていくのかを考察している。2011年時点でこれまでの動向(歴史)と、現状を踏まえて、論理で組み立て10年後の世界を予想。目前の経済的効果が優先される傾向があるため、地球温暖化への対策や科学技術分野の基礎研究は、遅々とした歩みになるとの指摘は、現在でも通じるものと思える。それと同時に、10年後を見通すというより、5年後や3年後のスパンで、本書のように仮説を立て、その仮説を裏付けるものを積み上げ、実現する可能性が高いものが何かを考えることは有意義なことだと思う。技術や社会情勢の変化を考えると、10年は、今や長過ぎるスパンだと実感できた。そんな気づきを得られた本。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本書は未来を見通すための眼鏡である。但し、見える未来は「起こり得る未来」のうちの一つでしかない。それでも、世界を「深い要素(各国各地域の歴史や風土等)」から見つめ直すことで、先を見通そうという壮大な話だ。個々のトピックが結構面白いので、「これからの10年どうなるんだろうなあ」とぼんやり考えたことのある人はぜひ。
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