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心理学から考えるヒューマンファクターズ 安全で快適な新時代へ 有斐閣ブックス
2,860円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 有斐閣 |
発売年月日 | 2013/05/02 |
JAN | 9784641184114 |
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心理学から考えるヒューマンファクターズ
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心理学から考えるヒューマンファクターズ
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図書館で見かけて読んだ。概念的な説明が多くて、もっと具体的に心理学研究によって操作性が大幅改善された事例を書いて、ヒューマンファクターズにおける心理学の重要性を伝えればよいのにと思った。今のところ心理学は大して重要でなく、エンジニアが感覚的に分析するのと変わらないという印象。岸田...
図書館で見かけて読んだ。概念的な説明が多くて、もっと具体的に心理学研究によって操作性が大幅改善された事例を書いて、ヒューマンファクターズにおける心理学の重要性を伝えればよいのにと思った。今のところ心理学は大して重要でなく、エンジニアが感覚的に分析するのと変わらないという印象。岸田秀の「心理学者の解説はなぜつまらないか」という自虐エッセイを思い出した。 「誰のためのデザイン?」の著者のドナルド·ノーマンが何度も引用されていて彼が学術的にも先駆者なんだとわかった。八木絵香という先生が執筆した12章「リスク・コミュニケーションとヒューマンファクターズ」ではリスク分析への一般市民への関与が参考になった。 ・専門家は「被害の大きさ✕生起確率」でリスクをとらえるのに対し~(中略)~一般市民は、単純に定量的データだけに基づいてリスクを判断するのではなく、過去に類似の事故はなかったか、過去に行政機関がどのような規制を行ってきたか、安全対策は実効的か、提供される情報に偏りはないか、またその情報は信頼できるのかなど、経験的価値判断も重視したうえでリスクを認知しているのである。(p231) ・多くの先進国で、失われた科学技術(専門家)への信頼を取り戻すために、専門家が市民を啓蒙するモデルから、一般の人たちの良識から導かれた結論を重視する「専門性の民主化モデル」を目指すようになりつつあるのである。(p244)
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