商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新幹社 |
発売年月日 | 2013/04/25 |
JAN | 9784884001018 |
- 書籍
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日韓関係の未来を構想する
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日韓関係の未来を構想する
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「経済力において日韓のパワー・バランスが対等化」 韓国自身よりも日本の方が韓国に対する歴史的アプローチ尊重 韓国の研究はある特定の価値や政治的立場に明確にコミット 近年、日本の韓国研究の重要性が相対的に低下している 1(1) 北朝鮮とのポスト冷戦起こりうる →日韓緊密な関...
「経済力において日韓のパワー・バランスが対等化」 韓国自身よりも日本の方が韓国に対する歴史的アプローチ尊重 韓国の研究はある特定の価値や政治的立場に明確にコミット 近年、日本の韓国研究の重要性が相対的に低下している 1(1) 北朝鮮とのポスト冷戦起こりうる →日韓緊密な関係必要 戦争には文化「英雄的な「自我」と邪悪な「他者」」が大きく影響 「朝鮮戦争は日本と韓国を不可分の関係に置くと同時に、植民地支配者と旧植民地の文化的・心理的な断絶を永続させ、深化させた。」 韓国も、日本の再軍備について警戒・日本関与で戦争激化→戦争に深く関わらないように 相手のことを理解する想像力を持ち、平和の文化を作り出す必要ある 1(2) 過去清算をいかに行うのか? ・真実究明 ・加害者に対する司法の正義を確立 ・被害者の心理的安定を回復 ・歴史教育 ・過去の加害者であっても新しい共同体に参加できるように 「ドイツと日本が歩んできた過去清算の経路と効果は非常に異なっている。」 ドイツのように(ブラント等)過去の過ちをちゃんと認めなかった 占領軍のアメリカは被害者でないため、日本の戦争犯罪に関心なかった アメリカにうまく利用されたところで、東アジアに尽力して復帰しようとするどころか、中心国になっている 韓国:「名分の自尊心を重視する儒教文化」 「歴史問題をめぐる葛藤がエスカレートする構造的原因は東アジアにおける強い国家中心的思考、ナショナリズムの政治的利用にある」 「日中韓が互いに強硬な発音を交わす中、保守派は自分の基盤を強化できる」 コミュニケーション論的アプローチ 自己の固定観念を相手に押し付けず、相手の立場に立って、相手を理解しようとし、それに基づいて行動する 「日韓関係の対立を説明するには、単に国際政治の側面では説明できない国内政治的で心理的な側面を重視すべき」 日韓関係の対立に影響を及ぼす三つの変数 国際政治・国内政治・心理的要因 時期ごとに各変数の影響力の程度ちがう 国際関係:「対北朝鮮政策や国際舞台で急浮上する中国問題、そしてグローバルなイシュー(例えばテロリスズム)などに対する対応などがある」 両国とも米と同盟関係 心理的要因:韓国は以前竹島問題や歴史認識を問題視するものの、以前に比べれば日韓の理解深まった 国内政治:民主化されたことで「過去の歴史問題をめぐる争点が外交問題だということが国民に広まり、」国民の対日感情を抑えられなくなっている 鳩山・管・野田は韓国と良好な関係を歩んできたが、竹島領有に関する教科書問題などで再び関係悪化 ・左派社会党勢力衰退 ・「過去の歴史に対する負の意識から解放されている」戦後世代が政界に進出 →領土・歴史問題に積極的に主張する姿勢 民主党政権の制約 ・日韓関係について党内意見まとまらず ・ねじれ国会 ・小沢グループによる権力闘争→首相リーダーシップ発揮できず ・国際関係が変化する中で、日韓協調を戦略的に求めるべき ・「日韓間の政策パイプを至急に新設すべき」 ・「過去の歴史問題では日韓が気長に自国の主張を貫く姿勢を改めるべき」 (2) 「日韓協力のあり方は、朝鮮半島緊張緩和のプロセスの中で決まっていくものであり、その糸口は日朝国交正常化ろなるだろう。」
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