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獅子燃える 炎の蜃気楼 幕末編 コバルト文庫
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獅子燃える 炎の蜃気楼 幕末編 コバルト文庫

桑原水菜【著】

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獅子燃える 炎の蜃気楼 幕末編 コバルト文庫

572

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2013/05/01
JAN 9784086017213

獅子燃える

¥572

商品レビュー

3.7

4件のお客様レビュー

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2018/12/09

ようやくいきつけの図書館で購入してくれたので手に取ることができた。 30代の景虎もなかなかよい。 直江と距離をおこうとしたのに、結局そばにいることになって、直江といっしょにいるのが一番しっくりしていると感じている景虎に萌えた。 しかし、前作「獅子喰らう」読了から1カ月以上も...

ようやくいきつけの図書館で購入してくれたので手に取ることができた。 30代の景虎もなかなかよい。 直江と距離をおこうとしたのに、結局そばにいることになって、直江といっしょにいるのが一番しっくりしていると感じている景虎に萌えた。 しかし、前作「獅子喰らう」読了から1カ月以上も経って読むと、すっかり忘れている。 「カグツチ」ってなんだったっけ?もう覚えてない…。

Posted by ブクログ

2015/04/18

 生の裏には必ず死がある、というのを幕末編で特に強く感じた。  幕末は、皆が自分なりに信じるものを求めて生きていた混沌の時期だと思う。生きるのに命懸け、しかも思想が絡むとなれば、死んで思い残すことがあると強力な怨霊が出来上がりそう。一時期幕末に凝っていて、史実書も創作も、佐幕、倒...

 生の裏には必ず死がある、というのを幕末編で特に強く感じた。  幕末は、皆が自分なりに信じるものを求めて生きていた混沌の時期だと思う。生きるのに命懸け、しかも思想が絡むとなれば、死んで思い残すことがあると強力な怨霊が出来上がりそう。一時期幕末に凝っていて、史実書も創作も、佐幕、倒幕、公武合体、過激派、開明と、趣味の範囲で一通り読んだのだけど、そういう(怨霊)発想はなかったな。 有名処ばかり出てくるように感じた。人も、事件も。読者それぞれの龍馬像や久坂像があるなかで、それでももしかしたらこんな風な熱い思いと無念を持っていたかも…と思わせる人間描写が好きだ。 龍馬の人間の大きさとかちょっと考えてることが途方もなさすぎて子どもに見える感じを、こんなに納得できた設定は初めて。怨霊と分かっていて憑依させるなんて。巧いな。 ジャンルがジャンルなので読む人を選ぶけども、私は桑原水菜さんの書く人間が仄暗い所も含めて好きなので(大げさ) これからも印象に残った巻だけ感想を残したい。

Posted by ブクログ

2014/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幕末編第2弾。 池田屋から蛤御門の変まで。 池田屋事件の後片付けを夜叉衆が…っていう設定がとても興味深かった。 そりゃそうだよね。 怨霊化しててもおかしくない。 時代に翻弄され、敵味方となりながらも自分の信じたもののために闘う夜叉衆。 特に晴家さんがとても切なかった。 でも、過去の晴家さんて綾子ねーさんと若干ギャップがある気が。 どちらかというと、長秀の方が一線引いてる印象だけど、晴家はあからさまに景虎さまに楯突いてるから。ちょっと意外。 それにしても、桑原さんが描く幕末の英雄たち、すごく魅力的だったなあ! 実際起こった事件にうまく怨霊事件が絡んでて、これ、ほんとにあった話なんじゃないの?って思ってしまうほど。 すごい。ドキドキした。 久坂さんにしろ坂本さんにしろ西郷さんにしろ、大物は少しくらいのことでは動じないものなんですね。 間口が広いというか、器が大きいというか、人間の大きさを感じた。 それにしても直江さん。 景虎さまと顔と顔がひっつきそうになりながら雑魚寝してて、しげしげと顔を眺める余裕があるのにびっくり! え! 高耶さんが寝返り打ったくらいで慌てふためいてた直江がっ?!って(笑) 幕末の直江、すごく真摯でピュアでとても可愛いんですけど、彼はいつからあんなに卑屈で卑猥な人になったんでしょう? 久坂さんに必死に詰め寄って景虎さまの身の潔白を訴えかける直江に心をぎゅーってされました。 そんな直江のまっすぐな忠誠心が、怖かったんですかね、景虎さま。 今生ではもう関わらないつもりだったのに、直江と一緒にいることを選んだ景虎さまは、やっぱりどこか生き生きとしてる気がした。 どうしてこう夜叉衆の連中はお人好しなんだろーかねえ…って呆れてたけど、夜叉衆1お人好しなのは長秀、あなただと思うよー。もうぶっちぎりで。 この幕の引き方、続きがありそうな雰囲気ぷんぷんですけど、今すぐでなくてもいいから続き、読みたいです。 ここから時代は倒幕に向かうし、幕府方の直江や景虎さまの葛藤、気になります。是非!

Posted by ブクログ

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