仕事と恋の物語

濱中利雄【著】

• 販売会社／発売会社: ルートエイジ/スターツ出版
• 発売年月日: 2013/04/01
• JAN: 9784883814176

商品レビュー

2013/11/24

■読んだ経緯
先輩・仕事の関係で読了。

■内容
主人公は不動産会社に入社。おとなしく優しい自分の性格により営業マンとしての素質を悩むときがあったが、営業スタイル確立し、仕事に脂がのってくる。一方で学生の頃からの恋人、ゆきとの交際をないがしろにし、ゆきは他の男性と関係を持ってしまう。仕事と恋愛を通しての対人の関係に悩み続ける、ロマンにあふれた本。

■感想
・私より１０歳年上の世代に受けが良いのだろうなと思ったのが感想。あまりにもロマンにあふれていて、現実味がなく、古くさい描写。また著者が男性であることもあり、女性の描写が美しすぎる。
同書を読んだ上司（４０代前半、著者と同年齢）にその旨伝えると、「やはり君くらいの年齢ではそのような感想を持つんだなぁ」と案に世代のギャップを言われる。
・小説であるにも関わらず、著者の想いが全面にあり、うるさかった。例えば仕事に対する哲学、恋愛における理想等、著者の価値観が強く出ている。よほど仕事に対する思い入れ・恋愛に対する主張が強いのだろうなーと思った。