商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2013/04/12 |
JAN | 9784062775076 |
- 書籍
- 文庫
オルゴォル
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オルゴォル
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商品レビュー
4.1
16件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ひとつのオルゴールが糸となり色々な人と物を繋げていき、主人公は何を感じて成長をしていくのかというストーリー。何気ない風景ひとつとっても意識したら何か学べるかもしれないし、その学びが別のなにかを繋いでくれ、新たな学べるものが発見出来るかもしれない。ネットが発達して繋がることは容易になったのに、繋がることを拒否する人もいる。ネット社会は殺伐としてる部分もあるけど、でも繋がることって悪いことではないとこの本が教えてくれました。
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後少しで5年生になるハヤト。 両親が離婚しており、東京で母親と暮らす。 大阪で住んでいる父親の所へ行くのだけれど父親は再婚しておりもう少しで子供も産まれる。 この父親、決して悪い人ではないのだけれど、何だかモヤモヤ。 大事なことをどうして自分の口から伝えないのか。 『自分は父親...
後少しで5年生になるハヤト。 両親が離婚しており、東京で母親と暮らす。 大阪で住んでいる父親の所へ行くのだけれど父親は再婚しておりもう少しで子供も産まれる。 この父親、決して悪い人ではないのだけれど、何だかモヤモヤ。 大事なことをどうして自分の口から伝えないのか。 『自分は父親だ』と言うなら、どうして子供と向き合わないのか。 きっと想像力が足りないのだ。 簡単な事ではないだろうけど、この父親は好かない。 大阪で知り合ったサエと、ハヤトが東京でおじいさんとした約束をはたしに2人で鹿児島へ。 戦争や近年で起きた事件、事故など色々と詰め込みすぎかなぁと思うものの、 それでも良い本だ。 読みやすい本だから子供でも読めるはず。 こんな風に親からだけではなく、周りに揉まれ 色々なものを見て大人へと進んでいって欲しいなぁと、娘の寝顔を見ながら思いました。
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(「BOOK」データベースより) 「実は前から、ハヤ坊に頼みたいことがあってなぁ」東京に住む小学生のハヤトは、トンダじいさんの“一生に一度のお願い”を預かり、旅に出る。福知山線の事故現場、父さんの再婚と新しい生命、そして広島の原爆ドーム。見るものすべてに価値観を揺さぶられながら、...
(「BOOK」データベースより) 「実は前から、ハヤ坊に頼みたいことがあってなぁ」東京に住む小学生のハヤトは、トンダじいさんの“一生に一度のお願い”を預かり、旅に出る。福知山線の事故現場、父さんの再婚と新しい生命、そして広島の原爆ドーム。見るものすべてに価値観を揺さぶられながら、トンダじいさんの想い出のオルゴールを届けるため、ハヤトは一路、鹿児島を目指す。奇跡の、そして感動のクライマックス!直木賞作家による感動の成長物語。 我が家で大流行している朱川湊人の作品の中でも異例の長編で、いつも短編か連作なので長編はどうなのかなと若干心配していましたが、結果杞憂でした、とても良い本でした。 少々作者の顔が透けえて見えるような部分があり、素直に読めない部分も有りましたが、やはりこの叙情性はとても心地よく最後は朱川マジックに掛かっていました。
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