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信じる力と伝える力 日ハム栗山監督に学ぶ新時代のリーダー論
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信じる力と伝える力 日ハム栗山監督に学ぶ新時代のリーダー論

児玉光雄【著】

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信じる力と伝える力 日ハム栗山監督に学ぶ新時代のリーダー論

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 二見書房
発売年月日 2013/03/27
JAN 9784576130460

信じる力と伝える力

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2013/07/22
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チェック項目19箇所。本書では、栗山の選手への接し方を中心にリーダーの人心掌握術のノウハウについて、私の専門であるスポーツ心理学の見地から深く探ってみた。「今年ダメだったら、ユニフォーム脱がすよ。転職は早いほうがいい。腕を振って強いボールを投げてくれ」、「監督が常に僕の背中を押し続けてくれるので、本当に監督に感謝したいです。(ユニフォームを脱ぐ)覚悟を持って1年やってみてどうなるか?」と監督に言われたので、僕自身も監督から言われた時の気持ちをマウンドで出せれば良いなと思って、常にマウンドに上がっています」。リーダーの真の仕事は、成果の出ない人間に期待し、励ますことである、それを放棄することは、極端に言えばリーダーの大事な仕事を放棄していることになる。「高校時代からずっと見てきたけど、まだ本当の良さが出てない。追い込むほど力を発揮する。佑樹の潜在能力を引っ張り出すという使命感があった」、実はオープン戦のかなり早い時期から、栗山は「先発は斎藤!!」を示唆していた、メンバーを進化させるには、敢えて期待しているメンバーに重圧を与え、プレッシャーをかけてやること。「勝者は歴史を作れるけど、敗者は美談に終わってしまう。やられたら意味がないんでね、ファンの皆さんに申し訳なく思います」、実は、栗山はジャイアンツとの死闘に敗れた後、監督室の机に忍ばせていた辞表を提出している、リーグ制覇を成し遂げた監督としては、考えられない行為である。とにかく、「コミュニケーション力」が栗山は凄いのである、コミュニケーション力こそメンバーに慕われるために不可欠な資質、メンバーが納得するのは、「何が」ではなく「誰が」である、同じことを言っても、誰が言うかにより、その説得力は月とスッポンくらい違うのだ、いくら仕事ができても、人望のないリーダーには誰もついていきたくない、最近の若いメンバーほど、とくにそうである。リーダーの責務は、「メンバーをどれだけ本気にさせられるか」にある、この言葉によって、栗山は「チームのために戦うこと」より「自分や自分の大切な人のために働くこと」の大切さを強調し、メンバーを鼓舞したのである。人柄がいいことは一流のリーダーの資質にはなり得るが、人柄が良ければ一流のリーダーになれるという保証はない、リーダーは、メンバーの潜在能力を開花させ、結果的にそれをチームの勝利に結びつける資質が生命線になるのである。大谷のファイターズ入り……決め手になったのは、栗山の熱意だったと、私は考えている、彼は、キャスター時代に取材した野茂英雄のエピソードを交え、大谷の気持ちを和ませたという、しかも決して説得というスタンスではなく、親身になって相談に乗ったという、栗山は自身の発案である投手、打者の二刀流を持ち出して、「本気でやろう!」「誰も歩いたことのない道をつくろう!」と、本音で大谷に熱く語ったという。

Posted by ブクログ

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