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ジェンダー論をつかむ TEXTBOOKS TSUKAMU
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ジェンダー論をつかむ TEXTBOOKS TSUKAMU

千田有紀, 中西祐子, 青山薫【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 有斐閣
発売年月日 2013/03/18
JAN 9784641177161

ジェンダー論をつかむ

¥2,090

商品レビュー

4.5

9件のお客様レビュー

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2022/10/26

LGBT+ってなに?フェミニズムって何?女性活躍ってなんで大事なの? ジェンダー論のさわりを理解する導入本としては最適。じゃっかん前の本であることは否めないけれど、内容はまだまだ現在進行形の課題も多い。 女性だけでなく、男性にも、いや、男性にこそ読んで考えてほしい一冊。 (T.I...

LGBT+ってなに?フェミニズムって何?女性活躍ってなんで大事なの? ジェンダー論のさわりを理解する導入本としては最適。じゃっかん前の本であることは否めないけれど、内容はまだまだ現在進行形の課題も多い。 女性だけでなく、男性にも、いや、男性にこそ読んで考えてほしい一冊。 (T.I)

Posted by ブクログ

2021/03/08

 ジェンダースタディーズについてのわかりやすい入門書。ジェンダーやセクシュアリティの枠組みや、ジェンダー不平等やジェンダーギャップの歴史について詳しく説明されている。それとと同時に、その現状について、読者に問いかけるような問題提起がなされている。例えば、本書はマイノリティの中のマ...

 ジェンダースタディーズについてのわかりやすい入門書。ジェンダーやセクシュアリティの枠組みや、ジェンダー不平等やジェンダーギャップの歴史について詳しく説明されている。それとと同時に、その現状について、読者に問いかけるような問題提起がなされている。例えば、本書はマイノリティの中のマイノリティに対する差別などにも着眼している。社会から見落とされがちな存在について深く考えさせられた。  何もかも「自己責任」とする社会をもう一度見つめ直し、誰もが生きやすい社会を創造するために必要な知識を与えてくれる一冊。

Posted by ブクログ

2020/09/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

備忘 「セックス(性別)は生物的性差、ジェンダーは社会的性差」は正解ではない。身体もまた、性別についての言語の在り方で作り上げられている。(例:性文化疾患の手術) セックスのパラダイムシフト 17世紀まではワンセックス・モデル(精巣と卵巣を区別する言葉はなく、女性器は男性器が内側に入り込んだものと考えられていた”不完全な男”) 現在はツーセックス・モデル(男性と女性は正反対のもの。その違いを「自然」である「身体」に求める)→性文化疾患を説明できない 男女は身体的にも精神的にも明確な区分はナンセンス 性別は連続体として存在している 現代の区分の実態 身体は言語によって認識され確認される(構築主義)。19世紀末から生殖に基づく一夫一婦制が正常とされヘテロセクシャル至上主義となった。同性愛を異常とするセクシズムが結びつき、ヘテロセクシズムへ。(WHOは同性愛を治療対象から外している) ホモソーシャルとホモセクシュアル(愛と利益) 日本の幻想的家庭 サラリーマンと専業主婦という関係は近代化に伴い、都市への人口集中の中で発生 教育の男女格差 OECDによる化学リテラシー調査では女子の方が12点高い。機会の平等を達成していても結果の平等が達成されないのは、「潜在的能力」によるものではなく、取り巻く不平等がある(親の期待など)入学者枠確保などの対策 感想 男女が身体的に明確な区別がつくものではなく、連続体として存在しているのはかなり衝撃であった。言語というカテゴリーが区別をもたらしている現実を認識した。自分は結果の平等に対する施策に今まで疑問を持っていたが、機会の平等は達成されても解決されない問題を認識したことで理解できた。このような現実に対し、個人としてどのような行動が、社会としてどのような仕組みが求められるのかついてもう少し意見を聞きたかった。

Posted by ブクログ

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