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お江戸日本は世界最高のワンダーランド 講談社+α新書
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お江戸日本は世界最高のワンダーランド 講談社+α新書

増田悦佐【著】

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お江戸日本は世界最高のワンダーランド 講談社+α新書

921

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2013/02/22
JAN 9784062727914

お江戸日本は世界最高のワンダーランド

¥921

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2022/04/06

【概略】  実は高齢化社会となっていた江戸、実はエネルギー効率が非常に高い江戸、実はSDGsマインドが浸透していた江戸・・・日本人のマインドの根底に流れているのは、実は江戸時代に培われたものだった?食文化・風俗、様々な角度から江戸の生活を切り、江戸時代の人々のマインドを楽しんでみ...

【概略】  実は高齢化社会となっていた江戸、実はエネルギー効率が非常に高い江戸、実はSDGsマインドが浸透していた江戸・・・日本人のマインドの根底に流れているのは、実は江戸時代に培われたものだった?食文化・風俗、様々な角度から江戸の生活を切り、江戸時代の人々のマインドを楽しんでみる。 2022年04月06日 読了 【書評】  今年は通訳案内士合格を目指すことにして。そのため読書量が激減・・・したのだけれど、仕事の関係で、「江戸」「江戸時代」というキーワードで色々と掘り下げていかないといけなくなって。そこで真っ先に思い出した一冊が、積み読状態となっていたこの本。  著者は歴史家ではなく、経済畑の方、経歴を見るととんでもない方、そんなアナリスト目線から見た江戸の様子が興味深く描かれているのだよね。アナリストさんならではだなぁ~と思ったのは、常に「現在、我々の目の前に横たわっている現実・問題を解決するために、なにかヒントがあるのでは?」という意識が行間にあったこと。なんというか、トップで走ってる方達って、ジャンル関係なく、こういった「温故知新」マインド・・・というか、問題意識の高い方、多いと思う。学ぶ対象も、別にアカデミックなものでなくなって、そんな意識がどこかにあるような気がする。  江戸が江戸として円滑にまわっていったのは、すごく乱暴で誤解を招く言い方になっちゃうけれど、「平準化」「職人化」「自発的な社会主義」な気がした。「講」というシステムについての紹介があるのね。本書では、伊勢参りをするのに仲間でお金を積み立てして、仲間が交代で伊勢参りをするというもの。競争ではなく、食い合いではなく、歩調を合わせる・・・職人が形成するものも、食べられない時代をちゃんと乗り越えさせるためのクッションを準備する・・・そんなマインドが色々なレイヤーに存在していて、現代の日本人にも残っているような気がする。そこに合わない人は、外に飛び出す。そして、この「講マインド」は、外からの変化には、弱い。外「圧」って表現されてるぐらいだもの。海をはじめとして、色々なものに守られてきたのだなぁ。  2022年、自分にとっての江戸時代の始まり。この一冊、2023年にもう一度読み返したら、新たな発見があるのかな。楽しみ。

Posted by ブクログ

2017/08/03

著者の専門は経済のせいか、後半は現代日本の経済と江戸の比較などもあり、多少難しく感じた。名詞の前の修飾語が長いので若干読みにくさもあるのか。しかし、一般的な江戸紹介本に比べて著者の個性が出ている点は面白い。

Posted by ブクログ

2013/08/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(江戸のコンビニとは?)……江戸にはありとあらゆるモノを売る行商人がこまめに巡回した。かさばるモノはいっさい持たず、必要なときだけレンタルするシステムもできていた。→流通網の整備。→鮮魚……客は皿だけ持参。捌く、下ろすは棒手振りが行う。 (江戸しぐさはどんなもの?)……江戸の町には、どんな場合でも先回りしていざこざを未然に防ぐ作法が溢れていた。→銭湯では「冷えもんでございます」という挨拶が常套句。……「粗末なものですが……」 (江戸はほぼ完璧なリサイクル都市?)……糞尿の肥料としての利用……西欧は街に捨てる→ハイヒールの開発、ステッキ、シルクハット、マント。古着→木綿布→雑巾→燃やす→灰(肥料)。紙や下駄の再生→燃やす→灰(肥料)。節約やリサイクルが生活習慣かしていた、もったいない!

Posted by ブクログ

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