- 新品
- 書籍
- 書籍
兵士はどこへ行った 軍用墓地と国民国家
2,860円
獲得ポイント26P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 有志舎 |
発売年月日 | 2013/01/01 |
JAN | 9784903426686 |
- 書籍
- 書籍
兵士はどこへ行った
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
兵士はどこへ行った
¥2,860
在庫なし
商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
世界の軍用墓地の比較研究。 アーリントン国立墓地は、南北戦争(約61万人が死亡)に始まる。 でも、軍用墓地に埋葬したら、家族はここに来るということか? 映画でもそうだったような。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
原田敬一『兵士はどこへ行った 軍用墓地と国民国家』有志舎、読了。国民を創造する国家は「死」を記念・管理せざるを得ない。本書は緻密な実証と丹念なフィールドワーク、そして国際比較のを通して、戦死者の追悼・慰霊・顕彰・記念を検証、著者の広範な取材はその成立と構造を的確に論証する。 軍用墓地とは、軍が設置し、維持・管理した軍人の墓地のこと。その先駆けは大英帝国という。日本では代々「家」の墓だが、献身(死)の引き替えとしての顕彰は個人名で記したが、やがては碑的なものへ収斂する。アーリントン墓地や「平和の礎」とは対照的。 時に感情の摩擦の導火線となる軍用墓地。本書はその知られざる実態を写真やイラストを豊富に用いて詳論する。本書で初めて知ることも多い。軍用墓地と国民国家の様々な事例と歴史を比較する本書は、この問題を考察するうえでは基本的な一冊になるだろう。
Posted by