![この学校に、何かいる 角川つばさ文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001696/0016965091LL.jpg)
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この学校に、何かいる 角川つばさ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2013/02/15 |
JAN | 9784046312952 |
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この学校に、何かいる
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この学校に、何かいる
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
別の学校へ転校した岬。ドキドキしながら教室に入った岬をクラスメイト達は温かく迎え入れた。だが、安心も束の間、自分が座っている席がいじめのリーダーの席だったという事実を聞かされる。しかも、その子はすでに亡くなっていて…。 *** 学校物でいじめの被害者がいじめを苦にして自殺し、クラスメイトを呪い殺すパターンは結構あるが、いじめのリーダーが死亡してクラスメイトに災いをもたらすとはの珍しいと興味本位で手に取った一冊。最初は死んだ後もクラスに災いをもたらすとかすごい執念だな!と思いながら読んでいたが、どうやら様子が違うようだ。それぞれ、今回の事件に関わっていた重要人物が章ごとに恐ろしい目にあっていった。一番最初のマスコットの首がなくなったり、粘土細工の首がなくなったり、クラスメイトのプロフィールの写真の顔の部分だけが切り取られたりと、怖いより異常性を感じさせる怪奇現象が起こり閉口した。その後も結構えぐみのある怪奇現象が続発し次々に重要人物たちが消えていく。怪奇現象のすべてが人間から奔出する”悪意”そのもので読んでいてしんどかった。そして、すべての重要人物の章を読み終え、主人公である岬の章を読み終え結末へと至るとき、「うわぁ人間って本当に醜悪で最悪な生き物なんだな」と感じた。重要人物たちが最悪で本当に救いがなかった。結末に書かれた真実こそがこの物語を盛り上げる全てなので、詳しくは話さないが「死人に口なしというが、明るみになった真実は、まさにこの諺そのもの」であるという一点に尽きる。
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2学期に転校してきた中学生の立花 岬が、1学期から始まっている謎のネットのいじめで不登校になっている生徒達を救うために、いじめに隠された真のストーリーを解き明かす!! この本は少し怖いところもありますが、いじめの怖さについてよく書かれた本です。 ぜひ読んでみてください。
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