商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2013/02/12 |
JAN | 9784022734884 |
- 書籍
- 新書
東大の大罪
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東大の大罪
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商品レビュー
2.5
6件のお客様レビュー
この著者のいつもの持論 きちんとしたエリート教育をするべきである。 東大は教育機関として機能していない。 それは言えているかもしれません。 東大は旧態依然のシグナリングに依存した選抜機関にすぎないかもしれない。
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東大の権威主義が真のエリートの育成を果たしていないことを批判する本です。 私自身は、社会において大学教育が果たすべき役割について、著者とは別の考えを持っているので、あまり賛同できるところは多くなかったのですが、そのことはさておいて、本書で展開されているアカデミズムの権威主義に対...
東大の権威主義が真のエリートの育成を果たしていないことを批判する本です。 私自身は、社会において大学教育が果たすべき役割について、著者とは別の考えを持っているので、あまり賛同できるところは多くなかったのですが、そのことはさておいて、本書で展開されているアカデミズムの権威主義に対する批判についても、著者の考えるようにすっきりいかない問題があるのではないかという気がしています。 確かに、徒弟制度のようなアカデミズムの世界では、教授の業績を否定することは難しく、いわゆる「タコツボ化」に陥ったり、あるいは学問上の大きな方向転換がおこないにくいといった弊害があるのは事実だろうと思います。ただその一方で、アカデミズムの伝統が果たしているスクリーニングの役割も、けっして軽視できないように思います。とくに文系の学問では、非専門家による目新しい理論が世間的な注目を浴びることがありますが、先行研究を踏まえておらず、アカデミズムではトンデモ扱いされているようなものも少なくありません。もちろん現在のアカデミズムに問題があることも事実なのでしょうが、伝統的な研究スタイルを墨守するアカデミズムに業績主義を持ち込むという場合に、どのような形で評価がおこなわれることになるのかというのは、存外に難しいと思わざるをえません。
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- ネタバレ
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タイトルに?。本書の批判対象は、一部を除き、小泉政権以降の政策・政権運営。その中での東大批判は、政権政策の御用学者化の点、リーダー等を生み出す教育効果を持たない点が主。これら批判は全体として良だが、解決策、つまり東大以上の大学設立や旧制高校復活等の策の有効性は?。まぁ著者経歴からくる限界だが、東大頂点のピラミッド型大学序列を信奉しすぎで、この復活まで目論む点は時代錯誤の感。本書にないが、京大、一橋、阪大、東工大卒、あるいは高等教育全体をどう見ているのかは知りたい。入試問題の質は京大の方が難しいらしいし…。
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